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- マルタ共和国はイタリアのシチリアから南へ100km、北アフリカから北へ290kmの地中海のへそに位置しています。マルタ島、ゴゾ島、コミノ島の小さな3つの島から成り立っており、国全体の総面積は沖縄本島の約1/3という小さな小さな国です。
- マルタ留学生活
- 2021.06.13
マルタ留学中にマルタでの就職が決まり、現在はマルタでお仕事をされている素敵な日本人女性Tさんがいらっしゃいます。マルタナビドットコムのブログコーナーにて、通っていた語学学校のこと、マルタでの生活、オススメの場所など、マルタに関する色んな情報をシェアして頂きます。今回はその第二回目です☆
まるでプライベートアイランド?!現在のコミノ島をレポート!(2021年4月現在)
皆さんこんにちは!
今回は、マルタが観光客受け入れをストップしている時期の、コミノ島・ブルーラグーンの様子をご紹介いたします!
コミノ島は、マルタ島とゴゾ島の間に位置しており、美しい海に囲まれた夏に大人気の島です。ブルーラグーン・クリスタルラグーンといった、水色で透き通った海と、浮いている船の写真を見たことがある人もいるのではないでしょうか?
そもそもコミノ島、人がほとんど住んでいません。そのため夏にはたくさんある屋台・お店・コインロッカーは、オフシーズンに利用することはできません。また現在は新型コロナウイルスの影響もあって、一部現地留学生の間では「コミノ島は冬には行けない!」なんて言われていました・・・。
しかし、そんなことはありません!インターネットでは情報が少ないですが、ツアー船や直行ボートは、このコロナ禍の冬でもしっかり運行していました。しかも、マルタ島とゴゾ島との往来が規制されている時でも、なんとコミノ島行きは可能のまま。そのおかげもあり、徐々に暖かくなってきた4月、人が増える前の一足お先にコミノ島を満喫してきました!
・コミノ島への行き方(直行ボート)
私がコミノ島へ行った際は、Cirkewwa Ferry Terminalから出ている直行ボートを利用しました。
Cirkewwaは、マルタの最北に位置しており、ゴゾ島へ向かう人はここのフェリーターミナルを利用します!往復チケットが€13で、コミノ島へは10分程度で着きます。
ボートは定員が25名程度で、この時期は感染防止対策のために、マスクの使用が義務付けられていました。しかし窓はないので、ボートで風を切って進んでいく感覚がとても気持ちよかったです!(かなり飛ばすので、乗り物酔いしやすい方は注意・・・)
ちなみに私は4月の平日と休日に計2回訪れましたが、平日は本当に訪れる人が少ないため、ボート乗り場へ着いた時(朝9時過ぎ頃)チケットカウンターが開いていませんでした!ですが、閉まっているわけじゃありません、スタッフは近くでフラフラしているだけですので、近くの人へ声を掛けてみてください(笑)
ボートはこちらの会社を利用しました↓
http://www.cominoferries.com/
ボートは、コミノで最も有名なブルーラグーンに到着します。そのため島に近づくと、海の色が急に変化し、乗船していた全員が興奮して悲鳴をあげます(私もそのうちのひとり)。ご覧くださいこの透明度!!!期待が高まります!
ブルーラグーンという名前なだけあって、とても綺麗なクリスタルブルー!
【注意】曇りの日に行った友達の写真を見ると、景色が全く違うことが判明したので、絶対に晴れの日に行くことをお勧めします。
・島を散策
まず島に着いたら、泳ぐのももちろん良いですが、島を散策するのがおすすめです!特にこの時期はまだ朝早いと少し肌寒いため、私達は歩いて体を温めることにしました。ブルーラグーン付近は、意外にも砂浜や平らな場所があまりないため、夏の混んでいる時期に行くと、場所取りに困ることがあるかもしれません。ですが現在は、“観光客が全くいない”+“オフシーズン”ということで、まだ人も少なく、焦らなくても十分に自分たちのスペースを確保できますよ!
というわけで散策スタート!
島は小さいとはいえ、岩やアップダウンがあるため、かなり歩きごたえがあります。数分歩くとすぐに、ブルーラグーン付近とは違い、崖や洞窟といったワイルドな景色が次々と現れました。
これも、人がほとんどいない時期だからこそ、写真に人が全く映らない!(笑)
特に午前中歩いている間は、自分たちのグループ以外誰も見かけなかったため、まるで貸し切り状態かと錯覚してしまう程でした!綺麗な景色の中、波の音だけが聞こえる中のんびり歩けるなんて、本当に贅沢ですね・・・
・ついに海へ!
ハイキングを1時間ほど楽しんで、日差しも強くなってきた後は、最初のブルーラグーンに戻っていよいよ遊泳!!
これがなんとまあ、私が行った時は、
私たちしか泳いでいませんでした。
まだ4月は海が冷たいと思っている人が多かったのか、みんな日焼けを楽しんでいます。(とにかく外国の方々は日焼けが大好きです。)そんな中、海へ飛び込む私・・・全然冷たくな・・・いっ!?いや、冷たいのは最初の5秒くらいだけです。すぐ慣れます。誰も周りにいないこともあって、こんな綺麗な海もまた独り占め!写真だって取り放題です。
*ブルーラグーンは浅いため、気をつければ携帯を持って歩けますが、落とさないように注意!私は防水ケースを使用しましたが、水中も撮影できるためとても便利でお勧めです!
向こう岸にも泳いで行ってみました。(上写真)
近いようで地味に遠いため、泳ぎに自信がある方は挑戦してみてください(笑)
ここでたくさん泳いで、その後は砂浜でのんびり。とても静かですし、周りを気にしなくて良いため、気付いたら夢をみていました・・・そしてしっかり体の背面が真っ赤になっていました(うつ伏せで意識を失ったため)。
これだけ動いて、かなりくつろいだと思い時間を確認してみても、まだ14時!!もう少し泳げる場所を探してみることにします。
・さらに秘密のスポット発見?!
ブルーラグーンを離れると、更に人がいなくなります。そして、最高のプライベートスポットを発見!!先ほどとは違い、深さがあり、魚がたくさんいるような場所です。私はその綺麗さに、思わずダイブ!
潜ると海の中で、こんな景色を発見しました・・・。
陸からは絶対わからない、海の中のトンネルに思わず感動。気ままに散策して、好きな時に飛び込むなんて、たくさん人がいたらあまりできることではないですよね。この他にも良さそうな遊泳スポットがいくつもあったので、島を訪れる方は、ブルーラグーン以外の場所も挑戦してみてください!
・人はいないといえども・・・?
最高の遊泳を終え、16時頃の最終便で、マルタへ帰還。とっても幸せでのんびりした時間を過ごすことができました!・・・しかし実は、コミノ島に自由に行けるものの、定期的にボートで警察がゴゾからやってきて、上陸はしないながらも監視を行なっていました!人が全然いないし、屋外だからといってマスクを外したり油断しては行けません(2021年4月時点)。そのため、制限人数を超えて人が集まっていたりすると、すぐに注意をされるので注意が必要です!ある程度の自由が許されているからこそ、その時期の感染対策ルールを忘れずに過ごすことが大事ですね!
おわりに
いかがだったでしょうか?真夏じゃなくても充分楽しめることが証明された、今回のコミノ滞在!コロナウイルスの影響もあり、なかなか観光がしづらい時期ですが、調べるとむしろマルタ島のビーチなんかよりも人から離れられてゆっくり過ごせる場所がたくさんあります。夏も近いですから、皆さんも是非、ルールを守りつつ外の生活を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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