- マルタ共和国 基本情報
- マルタ共和国はイタリアのシチリアから南へ100km、北アフリカから北へ290kmの地中海のへそに位置しています。マルタ島、ゴゾ島、コミノ島の小さな3つの島から成り立っており、国全体の総面積は沖縄本島の約1/3という小さな小さな国です。
- マルタ留学生活
- 2023.05.01
今回はマルタナビドットコムを通して半年間(2022年7月~12月)のマルタ親子留学にチャレンジをし、沢山の成長と視野の広がりに結びついたステキな親子の体験談をインタビューさせて頂きました。お母様(以下、Eさん)は語学学校、5歳の娘様(以下、Rちゃん)はマルタの現地校(準備コース)にて学びました。これから(特に中長期の)マルタ親子留学を検討している方の参考になればということで、快くインタビューを引き受けて頂けたので、是非シェアをさせて頂きます。(本インタビューはEさんとRちゃんが留学を終える1週間前に受けて頂きました)
マルタの人気観光地Popeye Village(ポパイ村)の前で記念の一枚♡
マルタナビスタッフ「それでは早速、お話をお伺いさせて下さい。まず最初に、Eさんが今回親子留学を思い立ったきっかけと、留学先としてマルタを選ばれた理由を教えて下さい。」
Eさん「親子留学は子供が小学校に上がるとなかなか行けないから、その前に行こうって以前から決めてたんですね。ただ、コロナの影響で決めてから結局1年ぐらい待ちましたので、ずっと機会を待っていた感じですね。留学の目的は、子供に英語を好きになってほしいなと思ったからです。私が英語を好きじゃなく育ってきてしまったので、子供には英語に良いイメージを持ってもらいたいなと思って。」
マルタナビスタッフ「なるほど、では本当はもっと早くに留学予定でいらっしゃったんですね。」
Eさん「そうなんです。親子留学を決めてから、色んな国を調べていたんですけど、お子さんが(コロナの)注射をしていないから授業はオンラインになりますよ、とか言われてしまうことが多かったです。機会を待ちながら調べていた期間に、マルタは子供にとても優しい国民性という情報を見つけて、その後に小澤さん(マルタナビスタッフ)からマルタに関して色々お話を聞いて、毎回凄く丁寧に返信して下さったので安心出来ました。あ、小澤さんだ!みたいな感じで良かったです(笑)。」
マルタナビスタッフ「ありがとうございます(#^^#)」
Eさん「あとは、ヨーロッパって旅行に行くにしても遠いからなかなか行けないし、マルタを通して何かのきっかけとしていけたらいいなっていうのもあったので最終的にマルタに決めました。」
マルタナビスタッフ「因みに、ヨーロッパ留学の大きなメリットと言えば、周辺国へのアクセスの良さですが、マルタ留学中にどこか旅行へ行かれましたか?」
Eさん「イタリアのシチリアへ行きました!そして、実は明日からヴェネツィアへ行って来ます。」
マルタナビスタッフ「わ~いいですね!是非楽しんで来て下さい。では次の質問ですが、Rちゃん(Eさんの娘様)のために留学前に何か特別に対策をされていたことってありますか?」
Eさん「実は私は本当に何もしなくてですね、なんか子供の本来の力を見てみたかったんです。子供は言葉が喋れなくても遊びを通じて友達になれるし、勉強勉強というよりは遊んで学んでねみたいな感じで行きました。」
マルタナビスタッフ「それは興味深いです!EさんとRちゃんはもうすぐ留学を終える訳ですが、振り返ってみて、子供の本来の力で進めてみた結果はいかがでしたでしょうか?」
Eさん「娘はABCも書けなかったですし読めなかったですが、それでも授業では名前などを書かされるんですよね(笑)英語が少しは出来るというスタイルで宿題も出ましたので、本人はちょっと大変だったかなと思います。娘はサマースクールから開始しましたが、サマースクールはもう少し遊びに近いプログラムだったので、1学期が始まってからはちょっと大変だったかと思います。何も読めないし書けない所からのスタートでしたので、ABCくらいは覚えさせておくべきだったかなと思いますね。」
マルタナビスタッフ「なるほど。Rちゃんは途中で気持ちが挫けそうにならなかったですか?」
Eさん「始まって最初の頃は、先生が私の所へ娘を連れて来て下さることが多かったですね。先生は娘の様子を見ながら都度対応をして下さっていました。様子を見て、教室からちょっと抜けて息抜きをした方が良さそうな時は、「お魚(校内で飼育されているお魚の水槽)を見に行こう!」とか機転を利かせてくれて、娘は徐々に落ち着いていきました。留学の最後の方は、授業の途中で私の所へ来ることは一切なくなっていました(笑)。」
マルタナビスタッフ「おぉ!それは凄く分かり易い成長ですね。」
Eさん「そうですね(笑)日本では、娘は誰にでもフレンドリーなタイプでしたので、あまり心配はしていなかったんですけども、留学が始まったばかりの頃、よく授業中に先生が私の所へ娘を連れて来て下さっていたのは、本人はやっぱり寂しかったからみたいです。言葉も分からないし、自分は何も分からないから行きたくないって、はっきり言ってましたので。でも、サマースクールが終わって1学期が始まると、私たち以外にもう1組の日本人一家が同じ学校に入って来られて、それからは日本語でお喋りできるお友達が出来たので、気持ちも落ち着いてきて、日本人以外のお友達とも徐々にお喋りするようになっていきました。」
マルタナビスタッフ「なるほど。いきなり全てが英語環境へ変わった中で、少しだけ日本語の拠り所が出来たことが大きかったんですね。では次の質問となりますが、Rちゃんは現地校(準備コース)に通いましたが、日本の幼稚園と違うと感じた点はございますか?」
Eさん「娘は日本では保育園に通っていたんですが、そこでは英語の授業は無かったですし、どちらかと言うと遊ぶことが多い環境でしたので、こちらに来てから本当に勉強してるなっていう感じがあります。」
ドキドキのHorse Riding(乗馬)体験
マルタナビスタッフ「Rちゃん、よく頑張りましたね。それでは次に、Eさんが通った成人用の一般英語コースに関しても是非お話をお伺いさせて下さい。まず、クラスの国際色はいかがでしたか?」
Eさん「わりとイタリア寄りでしたね。イタリアの生徒が特に多かったですが、他にもヨーロッパ圏の生徒が多かったです。最近は中国からの生徒が増えてきたんですが、それまではアジア圏の生徒はほとんどいない環境でした。特に夏休み中は、イタリアの現地の学校の先生グループが研修の一環で大人数で来て、大人数で帰っていくということが多かったですね。そのイタリアの先生グループがとてもパワフルな人たちが多くて、最初から沢山お喋りしました(笑)他にはとても若い人たちもいて、彼らは将来コックさんになりたい等の目的があって、夏休み中にマルタで英語も学んでインターンで勤務もしていました。ですので、クラスメイトはとても若い人もいましたし年配の人もいました。」
マルタナビスタッフ「それはバラエティ豊かな環境でしたね。では、授業の様子も是非教えて下さい。授業ではどんなことをしていましたか?」
Eさん「私のクラスでは、グラマーとグループワークが多かったです。グループワークでは、グループごとに分かれてディスカッションすることが多かったですね。」
マルタナビスタッフ「因みに、Eさんは半年間学校へ通われましたが、成長や変化を感じますか?」
Eさん「そうですね~、実はマルタ到着日に翌日から学校なのに行き方が分からない状況だったんですよ(笑)夕方にマルタに到着しましたし、滞在先の近くのスーパーの店員さんに聞いてみようかなとも思ったんですが、どう聞いていいかも分からなくて、その時に自分ってこんなにも英語が出来ないんだなって実感しました。でも今はそういうことはクリア出来ているなって思います。」
マルタナビスタッフ「いいですね~。因みに、Eさんは過去に海外生活の経験があったりしますでしょうか?」
Eさん「あります。15年以上前ですけども、オーストラリアとニュージーランドへワーキングホリデーでトータルで約2年間行ってました。あの時は、仕事を通しての最低限のことは英語で話せていたんですよ。でもマルタに着いてから、あまりにも喋れなくなってる自分にびっくりしてしまいました。こんなにも喋れないのかと。」
マルタナビスタッフ「やはり普段使わないと忘れてしまいますよね。」
Eさん「そうなんですよ。日本では全く英語を使っていなかったので、喋らないってこういうことなんだなって思いました。」
マルタナビスタッフ「では次に、滞在されたアパートメントに関しても是非お伺いさせて下さい。Eさんは弊社の提携アパートメントにご滞在頂きましたが、まず立地はいかがでしたか?」
Eさん「アパートメントからバス停がすぐ近くだったので、この点は良かったです。ただ、夏休みのサマースクール中は渋滞が無かったのでスムーズに通学出来ていたんですが、1学期が始まってからは他の学校も夏休みが終わって1学期が始まったので、通学者が増えた分、朝に渋滞が起こり易くなって、バスが遅れて遅刻することもありました。なので1学期の最初の頃は、日本に居た頃のように、朝から飛ばして急いで準備するようにしてたんですけど、途中から時には遅刻をしてもしょうがないっていう考えに切り替えてからは気持ちが楽になりました(笑)」
マルタナビスタッフ「因みに通学時間はどれくらい掛かっていましたか?」
Eさん「サマースクール中は15~20分位だったんですが、1学期が始まってからは30~35分位になりました(笑)」
マルタナビスタッフ「なるほど。朝の渋滞はマルタあるあるですね(笑)アパートメントの住み心地はいかがでしたか?」
Eさん「凄く良かったです。滞在中にボイラーの不具合が起きたことがあったんですけど、日曜日でもオーナーさんにメールしたら、今から見に行くねって直ぐに対応して下さって、凄く安心出来て良かったです。オーナーさんは凄く優しくて、会いに行く度に娘はお菓子をもらってました(笑)寂しいから1ヶ月に1回くらいは来なさいよ、とか言って下さって、本当にフレンドリーな方でした。」
マルタナビスタッフ「そういえば、こないだ私がオーナーさんと電話でお話をしていた時にRちゃんの話になって、「も~、Rちゃんが可愛くてしょうがないから連れて帰りたいくらいよ」って言ってました(笑)連れて帰っちゃダメですよって返しておきました(笑)因みに、アパートメントが立地するSt Paul's Bayの街はいかがでしたか?」
Eさん「私たちは凄く良いと感じました。街には浜や大きいスーパーもありますし、色んな方面へのアクセスも良かったです。ちょっと遠出すればMellieħaビーチもありますし、ゴゾ島やコミノ島方面へのアクセスも良かったです。St Paul's Bayの街から色んな方面へ出掛けると、綺麗な景色を見ながら行けるっていうのが良かったです。毎日の通学も、海を見ながら学校に行けるって本当に贅沢やなっていつも思ってました。」
マルタナビスタッフ「分かります~!バスが海外沿いを走るので、バスからの眺めが最高に良いルートですよね。」
Eさん「そうですね。繁華街のSt Julian'sからは離れていたので、周りはうるさくなくて、子育てをするには安心して住めたなと思います。」
マルタナビスタッフ「貴重なご意見、ありがとうございます。インタビューは以上となります。」
Eさん「こちらこそ、ありがとうございました。あの、私のクレジットカードが盗まれてしまった時も、小澤さん(マルタナビスタッフ)がいてくれたから乗り越えられたなって思ってます。本当に感謝しています。」
※実は、Eさんは留学開始して間もない頃、週末に観光地へ出掛けた際に、クレジットカードも入っていたお財布が盗まれてしまうアクシデントに遭いました。そのクレジットカードは、学生ビザ申請用にも使用する予定のカードだったので、留学中の生活費を調達できなくってしまっただけではなく、学生ビザ申請も出来なくなってしまうだろうという大きなトラブルに繋がりました。この際、私共から現地の様々な関連機関へ至急の報告と相談をさせて頂き、Eさん自身も諦めずに必要なことを直ぐに行動に移して頂いた結果、留学中の生活費調達問題をクリアし、学生ビザも無事に申請出来ました。
マルタナビスタッフ「とんでもないです。あの時、私から色々提案をさせて頂いた時、Eさん自身も諦めずに直ぐに行動に移し続けて下さったので、それが大きかったと思います。あの時はEさん本当に頑張りましたね。」
Eさん「いえ、あの時は小澤さん本当に凄いなと思いました。色んなことを考えてくれて、こうしてみましょう、ああしてみましょうって、こんなにも色々考えてもらえるんだなって。聞いた話では、他のエージェントさんとかだと、トラブルに関しては対応が悪かったり、お金を逆に追加で払わないといけなかったりと聞いたので、対応して頂いたのがマルタナビドットコムさんで本当に良かったです。」
マルタナビスタッフ「いえいえ。とんでもないです。こちらこそ、そんな嬉しいお言葉をありがとうございます。留学期間は残り1週間ですから、是非悔いのないようにお時間を有効に使われて下さいね。本日はありがとうございました。」
Eさん「こちらこそ、ありがとうございました。」
One of the best moment @ Gozo island♡
Eさん、インタビューにご協力頂き、ありがとうございました!
半年間、時にはトラブルもありましたが、それを乗り越えたからこその成長があったと思います。EさんとRちゃんがこれから歩んでいく道が楽しみです。今回シェアさせて頂いたこの経験談が、これからマルタ親子留学をしてみたいと考えている方の参考になれば幸いです!マルタナビドットコムへのお問い合わせはこちらから。
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