Home > オフィシャルブログ > マルタ留学の航空券を購入するその前に

  • マルタ留学生活
  • 2018.02.27

マルタ留学へ行く途中のトランジットの様子
マルタへ向かう飛行機のルートは主に3つあり、航空券を手配する前に知っておくと良い情報をルート別に以前シェアしましたが(詳しくは、マルタ留学の航空券!手配前に知っておきたい事をご覧ください)、今回は同じ航空券に関する情報の中でも、ビザも関わってくる重要情報をシェアしたいと思います。今回の情報は知っておくと良いと言うよりは知っておかなければいけない情報となりますので、要チェックして下さいね。特に、3ヵ月(12週間)以上のマルタ留学をする方は必ず知っておいた方が良い内容となります。(*2018年2月27日時点でのビザ情報を元にしています。ビザ情報は変更される事がありますので、必ず最新情報を確認するようにしましょう)


シェンゲン協定における90日ルール

ヨーロッパ地図
マルタ留学の航空券を手配する際に必ず知っておかなければならない重要ポイントがシェンゲン協定です。シェンゲン協定とは簡単に言ってしまえば、ヨーロッパ内の各国の国境の管理を廃止して一括管理をしましょう、という決まりです。たとえば例として、日本と韓国と中国が同盟を結んだとしましょう。そして、とある観光訪問者(日本・韓国・中国以外の出身者)が日本で入国審査を受けて入国をすると、韓国・中国へ入国をする際には入国審査を受けることなく入国が出来るようになるというようなイメージです。もちろん入国審査を受ける国は韓国でも中国でも可能で、3か国のうちの何れかで入国審査を受ければ残りの2か国への入国には審査が必要ありません、というものです。これはあくまでも例としてのお話ですが、ヨーロッパではこのルールが実際に存在しており、ずばりこれがシェンゲン協定なのです。シェンゲン協定に加盟している国は2018年2月時点で下記の26ヵ国となっています。(加盟国に関しては今後変更される可能性もあります。必ず最新情報を確認してください)

【シェンゲン協定加盟国】
アイスランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、リヒテンシュタイン

さて、このシェンゲン協定ですが、国境の一括管理だけではなく、滞在日数ルールも一括管理されています。ここがミソです!協定の決まりでは、日本国籍者はシェンゲン協定加盟国全域において、あらゆる180日間中の最大90日間までビザを申請する必要なく滞在が可能となっています。観光の場合も留学の場合もこのルールが適用されます。その為、90日以上のマルタ留学をする場合のみ、ビザ申請が必要となります。


90日未満の短期マルタ留学用航空券

短期マルタ留学の荷物例
短期マルタ留学の場合、ビザ申請をする必要は無いですし、留学後もマルタを含むシェンゲン協定加盟国内における滞在可能日数が沢山残っている状態です。例えば、4週間(28日間)のマルタ留学をする方の場合、留学終了後だとしても残り62日間もシェンゲン協定加盟国内に滞在が可能です。これを利用して、日本帰国前にヨーロッパの他の国(シェンゲン協定加盟国)へ観光をしていくことも可能です。


3か月(12週間)のマルタ留学用航空券

マルタ留学へ向かうトランジットの様子
このパターンが一番要注意となります!何故かというと、12週間(=84日間)は90日という最大滞在可能日数に迫っているので、マルタ留学後の日本帰国前に他のシェンゲン協定加盟国へ観光していく場合、6日間しか可能日数が残っていないのです。週単位での観光は出来ないので、注意が必要です。そして、90日以内にシェンゲン協定加盟エリアから出国するフライトスケジュールである必要があります。間違っても、12週間のマルタ留学後に2週間や3週間のヨーロッパ観光(シェンゲン協定加盟国)は出来ませんので、航空券の自己手配希望者は気を付けて下さい。せっかくマルタに行くのであれば、同じヨーロッパ内の他国へも日本帰国前に寄って行きたくなりますが、滞在可能日数には常に注意をしましょう。


90日以上の長期マルタ留学用航空券

長期マルタ留学へ向かう途中のトランジットの様子
長期マルタ留学の場合、学生ビザを申請する必要があります。学生ビザでは学校へ通う期間分の滞在が可能となっているので、学校最終日(金曜日)後の土曜日又は日曜日にマルタを出国することになります。出国後はヨーロッパの他の国(シェンゲン協定加盟国)へ観光をしていくことは出来ません。間違っても、観光の予定を組み込んだ航空券の手配はしてはいけないので、航空券の自己手配を希望する方は注意をして下さい。

以上がマルタ留学の航空券を購入するその前に知っておいて頂きたい注意情報となります。

今回シェアした情報がこれからマルタ留学をする方の為になれば幸いです!
マルタ留学に関するお問い合わせは、下記より受け付けています☟
マルタナビドットコムへのお問い合わせはこちらから。


マルタ留学専門エージェントマルタナビドットコムのロゴINSTAGRAM♪
TWITTER♪

BLOG♪
FACEBOOK♪


今回の記事が為になったと思ったらクリックまたはタップをお願いします☟♪

 

pagetop

Recommended Contents

We are specialised in studying programmes in Malta!

マルタナビドットコムはマルタ留学に特化した留学エージェントです!
だから・・・

対応スピードが早い
日本とマルタは8時間(サマータイム中は7時間)の時差がある為、日本⇒マルタの学校への確認にはお時間を要することがあります。又、マルタ現地に到着してから相談をしたいことが起きた場合も、マルタ⇒日本の時差の関係上、緊急時以外においては対応がスピーディではないことがあります。その点、マルタナビドットコムはマルタとの時差が僅か1時間のキプロスに運営オフィスがありますので、どちらの場合も迅速な対応が可能です。また、緊急連絡に関しては24時間対応をしています。
マルタ現地での生活面でのアドバイス
実際にマルタ留学が始まってから相談したいことって、意外に出てくるものです。「今のクラスが難しくてクラスを変えたいのですが可能ですか?」「滞在をしている学校アパートメントで、こういう問題が起きていて、困っているので助けてもらえませんか?」など、現地に到着してからのご相談対応・アドバイスも随時可能です。
色んな形でのマルタ留学サポートが可能
マルタ留学と言っても、人それぞれ留学の形は異なります。長期留学、短期留学、親子留学、インターンシップ留学、家族全員での留学、夫婦での留学、友人同士での留学、友人家族同士での留学、現地校への長期留学など、多岐に渡ります。マルタナビドットコムでは、マルタでの留学経験があり、各学校の視察も実際に行っており、マルタに4年以上の在住経験のあるカウンセラーが、一人一人のご希望に合った留学プランのご提案・サポートをさせて頂いております。
学生ビザ申請サポート(無料)
長期留学はもちろん、親子留学、家族留学など、学生ビザの申請が複雑になる場合も、マルタナビドットコムでは無料でサポートを行っています。また、必要に応じて、マルタ移民局とのご確認作業も無料で行っております。