- マルタ共和国 基本情報
- マルタ共和国はイタリアのシチリアから南へ100km、北アフリカから北へ290kmの地中海のへそに位置しています。マルタ島、ゴゾ島、コミノ島の小さな3つの島から成り立っており、国全体の総面積は沖縄本島の約1/3という小さな小さな国です。
- マルタ留学生活
- 2023.01.16
2022年の12月初旬に2度目のマルタ留学を終了されたYさんにインタビューをさせて頂きました。マルタへ再度来ることとなった経緯や、マルタの生活、学校、滞在先、お気に入りの場所、英語力向上の方法など、沢山のことを聞かせて頂きました。これからマルタ留学をしたいと考えている方のご参考になればということで、快くインタビューを引き受けて頂けたので、是非シェアをさせて頂きたいと思います。
留学先の学校前にて
マルタナビスタッフ「それでは早速、お話をお伺いさせて下さい。まず最初に、Yさんにとって今回のマルタ留学は約3年ぶりの2度目であった訳ですが、再度マルタへ来ることとなった経緯を是非教えて下さい。」
Yさん「もう私は年なんでね、本当はコロナがなければ元々もう1回行くつもりだったんですよ。行こうかなと思ってたんですが、それがちょうどコロナが始まってしまった年でね。」
マルタナビスタッフ「2020年ですね。」
Yさん「ええ。私はちょこちょこと英語の勉強は歳だけど続けてるもんですから、いろいろありまして外国へ行きたいなっていうのがあったんです。外国の中でもヨーロッパに行きたいなっていうのがあって、ただ、旅行だけだと1人で行っても寂しいんで、それと勉強を続けてきた英語もあるんで、もういっぺん旅行も兼ねてマルタに行こうかなと思いました。
語学学校には、もう年が年なもんですから70歳前にもう1回行って終わりにしようかなと思ってたんですけど、コロナで行けなかったもんで、もう1回行ってみようと思いました。やっぱりマルタの雰囲気とか学校も気に入っていて、僕が行った学校は割と年配の人も多い学校でしたので、それでもう1度行ってみようってなりましたね。3年前に初めてマルタへ行った時に、何ていうか、割と日本人の方も多くて、本当に楽しかったんですよ。学校のあるSt Paul’s Bayの場所が結構気に入ってて、良かったですしね。
それとは別で、英語の勉強もしたいというか、勉強したいというのは英語を話してみたいというのがあったんですよね。ちょっと色々ごちゃごちゃですが、英語を話してみたいというのと、ヨーロッパに旅行したいというのと、行くなら滞在型がいいなというのと、1度目に留学したSt Paul’s Bayの場所がいいなということで決めました。」
マルタナビスタッフ「なるほど。因みに、3年前に初めてマルタへ来られる前に、Yさんは既にカナダ、ニュージーランド、フィリピンへの留学経験があった訳なのですが、ずっと英語学習を続けていらっしゃる理由は何でしょう?」
Yさん「そもそも最初に語学学校へ行こうと思ったのは5年ぐらい前ですかね。退職後ちょっと他のこともやってたんですけど、暇になったもんで、何かやろうと思って。それまであんまり思ってなかったんですけど、外国に行ってみようと思ったんですよ。ただ、外国に行くといっても、ツアー旅行とか団体旅行みたいなのはあんまり好きじゃないんで、ネットとか見てたらシニア留学っていう言葉が出てきて、年取ってても行けるんだなって、行く人もいるんだなと知ったんですよ。
それでまずニュージーランドへ行ったんですよね。なんていうか、訪れてみたい場所が多いし、面白そうな国だな感じて。その時に、旅行も兼ねて語学学校へ行けばある程度英語も上手くなっていいかなと思ったんですね。だけど、1ヶ月じゃ全然話にならなくて、なるほど、もういっぺんちゃんと行ってみようと思った訳です。
それから2ヶ国目がカナダでした。カナダへは2ヶ月行ったんだけども、実感できる程の英語の上達には繋がりませんでした。国や学校は関係なく、マルタも含めてですが、外国では先生が英語で喋って授業をする訳なので、まず言ってることが理解出来ないといけないんですよね。だから何て言うか、日本の中学とか高校の授業を英語で受けてるようなもんで、まず先生が喋ってることが理解出来ないといけないですね。なかなか英語って難しいなと思い、少しぐらい喋れるようになってみようという気に繋がりました。
ニュージーランドとカナダへ合計で3ヶ月くらい行ったけどこれは全然駄目だなと思っていたところ、フィリピンがマンツーマンレッスンでいいよということを聞いて、フィリピンへも行きましたね。」
マルタナビスタッフ「フィリピンではマンツーマンレッスンがメインですよね。」
Yさん「そうですね。1コマ50分くらいですけども、私は1日6コマ取ってましたね。もっと授業数が多いコースもありました。来てる人もね、日本人が経営してる学校は日本人が多いし、ほとんど日本人ばっかしみたいな感じですね。ただ、私の考えなんですけど、日本人が英語を喋れるようになろうとか、少しでも上達をしようと思ったら、やっぱり学習じゃなくてトレーニングが必要なんですよね。要するに、知識を教えてもらうよりも練習ですよね。フィリピンにも学校が色々あって全部がいいわけじゃないんですけれども、一番良かったのは行った学校での発音の授業ですね。フォニックスってご存知ですかね?」
マルタナビスタッフ「はい。」
Yさん「フォニックスの本を使った授業があって、それでシラブル(音節)っていう概念がやっと分かりましたね。それまで全然そういうことを知らなかったので、それはとても良かったように思いました。英語の発音の基礎が分かったみたいな感じですね。私はそういう基礎がなくて本当に中高の英語レベルで、プラスでラジオの英会話とか聞いてちょっと勉強したぐらいでしたが、今の若い学生さんがある程度の基礎を勉強した上でグループ授業の学校へ行くのはいいと思います。」
マルタナビスタッフ「ありがとうございます。では次に、マルタで2回通われたGV Malta校に関して質問をさせて頂きたいのですが、3年前に初めてマルタ留学のお問い合わせを頂いた際に、Yさんはかなり学校選びにおいて悩んでいらっしゃいましたよね。おそらく、その時既にニュージーランド、カナダ、フィリピンでの留学経験があったからだと思うんですけれども、シニアの方にオススメの学校を探していらっしゃって、且つ、オススメと言ってもシニア用のアクティビティが満載のプログラムを希望されていた訳ではなく、普通の留学が出来る学校を探していらっしゃったので、3年前に学校選びに関してとても悩んでいらっしゃったことを今でも覚えています。厳選の上、ご提案させて頂いた数校の候補の中からGV Malta校へ行かれた訳ですが、環境的にはいかがでしたか?」
Yさん「良かったですね。3年前が良かったから今回は全然他の学校を検討せずに再びGV Maltaにしました。理由の1つは、若い人もいるけど、シニア層も結構いるからですね。私はその中で飛び抜けてましたけどね(笑)色んな国からの30代とか40代も結構いましたし、もうちょっと上の人もいました。それと学校のあるSt Paul’s Bayの街をすごく気に入ってるんです。」
マルタナビスタッフ「SliemaやSt Julian’sよりも長閑でリラックス出来ますよね。」
Yさん「実はSliemaやSt Julian’sへは前回も今回も行かなかったんですよ。」
マルタナビスタッフ「そうだったんですか!?」
Yさん「今回は行こうかなと思ってたんですが、結局行かずじまいで。首都のVallettaとか空港へ行く途中で通ったくらいですね。」
マルタナビスタッフ「そうだったんですね。因みに、Yさんのマルタでのお気に入りの場所はどこですか?」
Yさん「3年前も今回も行ったんですが、Mdinaですね。それから、今回行ったMosta Domeもですね。Gozo島は3年前に行ったので、今回は行かなかったんですが、Gozo島もいいと思いますね。」
マルタナビスタッフ「いいですね~。Yさんが滞在されていたSt Paul’s BayからMosta Domeへは結構近くですからアクセスも良いですしね。」
Yさん「そうですね。バス乗ってそんなに掛からなかったと思います。20分くらいですかね。それにMostaの街に着いたらMosta Domeはバス停の目の前だしね。それから、今回はMostaからMdinaまで歩いて行きました。」
マルタナビスタッフ「歩いて行ったんですか!?結構歩かれましたね。」
Yさん「3年前の時はSt Paul’s BayからMdinaまで歩いて行ったんです。留学中に仲良くなった他の日本の生徒さんから一緒に歩いて行ってみようと誘われて。」
マルタナビスタッフ「それは2時間くらいの距離ですかね!ハイキングみたいで、それも楽しいですね。では次の質問となりますが、Yさんの経験上、これから留学をしたいと考えている人へ、留学中に英語力を向上させる為のアドバイスがあれば是非お願いします。」
Yさん「ある程度の基礎を作っていくことですね。基礎的な文法と発音。今回のマルタ留学では、まだまだな部分もあるんですけど、先生の言うことが大体分かりました。英語を聞き取れるようになることがまず大事です。私はカナダ留学をした時、先生の言っていることが全然分からなかったですが、今回2度目のマルタ留学では1度目と比べたら多少は英語で言ってることが分かるようになったし、問題があった時や旅行へ行った時も英語である程度の話が出来るようになっていたので、やっぱり基礎が大事です。
私はコロナで外出があまり出来なかった間にアプリを使って英語を話すトレーニングを繰り返しやっていました。その効果が結構大きくて少しずつ耳に入るようになっていきました。極端な言い方をすれば、たとえマンツーマンがメインのフィリピン留学だとしても、基礎知識なしで行っても私はあんまり上達はしないと思います。長期留学で1年もあれば違うかもしれないんですけど、特に発音に関してはやっぱり基礎的な発音の練習をしないと駄目かなっていうふうに個人的には思いますね。
ネットにも色んな情報が書いてあるけど、私は喋らないと聞き取れないっていうのは、やっぱりそうだなと思ってるんですよね。自分で喋れないものは聞き取れない。ネイティブの方って綺麗に流れるような感じで喋りますよね。正しい発音で喋れるようにならないと聞き取りも出来ないというのは本当にそうだなと思います。」
マルタナビスタッフ「ありがとうございます。では次に、学校アパートメントに関して質問をさせて下さい。3年前も今回も同じ学校アパートメントに滞在頂きましたが、快適度はいかがでしたか?」
Yさん「実は今回はですね、3年前と比べると滞在している生徒が少なかったんですよ。留学開始の最初の頃は私ともう1人の日本の方の2人だけだったんです。3週目からドイツの生徒が来て3人になったんですけど、3年前に来たときはもっと賑やかやったんで、ちょっと寂しいような気がしましたね。今回はみんなバラバラで食事もしてましたし、気楽といえば気楽でしたけど、もうちょっと賑やかでも良かったかなとか思ってもみたり、でもあんまり賑やか過ぎても落ち着かないかもしれないなとも思ったり、そんな感じです(笑)」
マルタナビスタッフ「そうだったんですね。」
Yさん「GV Maltaには1人暮らし出来るアパートメントの用意があるので、私は3年前はそちらへ滞在して、今回はシェアアパートメントに滞在をしましたけど、英語の練習の為にはシェアアパートメントの方がいいと思いますね。あとは、人によるかもしれませんが、私は今回、日曜日にマルタに到着をしましたが、土曜日に到着をする方が良いかなと思いました。時差ボケの影響が出やす人は特にね。」
マルタナビスタッフ「貴重なアドバイスをありがとうございます。」
Yさん「それから、私は今回の5週間のマルタ留学中にイタリアとスペインへも行きました。ちょっと欲張りすぎた感じもありますが、割と行けます。マルタ留学中や留学終了後に周辺国へ行く人は結構多いですね。」
マルタナビスタッフ「本日はお話を聞かせて頂いて、ありがとうございました。」
Yさん「ありがとうございました。」
One of best times in this journey
Yさん、インタビューにご協力頂き、ありがとうございました!
Yさんが英語力を向上させる為に通ってきた経験や、その経験を踏まえた上でのアドバイスは、心に響くものがありました。
今回シェアさせて頂いたYさんの経験談が、これからマルタ留学をしてみたいと考えている方の参考になれば幸いです!マルタナビドットコムへのお問い合わせはこちらから。
INSTAGRAM♪
TWITTER♪
BLOG♪
FACEBOOK♪
今回の記事が為になったと思ったらクリックまたはタップをお願いします☟
Recommended Contentsおすすめ情報
- マルタ留学ガイド
- マルタは地中海エリアで唯一の英語留学が可能な国です。人々・治安・食事・物価・教育レベル・医療レベル・インターネット環境・歴史的建造物・自然、どれを取っても大満足であり、近年人気の留学先となっています。
- マルタで英語を学ぶ10の理由
- マルタの人々が話す英語は、比較的ゆっくり、そしてはっきりとしています。聞き取りやすい英語も魅力の一つです。マルタ留学ガイドの「マルタで英語を学ぶべき10の理由」は必見!。
- 安心無料サポート
- マルタナビドットコムでは、無料オンラインカウンセリングで学校選びや現地の生活に関してマルタ留学の専門カウンセラーに相談出来ることはもちろん、留学中の緊急時サポートや、学生ビザ申請用書類の説明など、マルタ留学の為の安心無料サポートが付いています!
- マルタ留学費用概算シミュレーション
- マルタ留学の費用ってどれくらい掛かるの?やはり、ここが一番気になるところです。各学校の正規料金表に沿って、マルタ留学費用概算をシミュレーションしてみましょう。どの学校がどれくらいの料金帯なのかが分かります。
- よくあるご質問とご回答
- 「クラスメイトは何名?」「クラスはどのように決まるの?」「ホームステイと学校アパートメントの違いって何?」「どういう服を用意していくべき?」「学校以外の時間はみんなどのように過ごしているの?」など、マルタ留学のよくある質問の回答が見つかります!
We are specialised in studying programmes in Malta!
マルタナビドットコムはマルタ留学に特化した留学エージェントです!
だから・・・
- 対応スピードが早い
- 日本とマルタは8時間(サマータイム中は7時間)の時差がある為、日本⇒マルタの学校への確認にはお時間を要することがあります。又、マルタ現地に到着してから相談をしたいことが起きた場合も、マルタ⇒日本の時差の関係上、緊急時以外においては対応がスピーディではないことがあります。その点、マルタナビドットコムはマルタとの時差が僅か1時間のキプロスに運営オフィスがありますので、どちらの場合も迅速な対応が可能です。また、緊急連絡に関しては24時間対応をしています。
- マルタ現地での生活面でのアドバイス
- 実際にマルタ留学が始まってから相談したいことって、意外に出てくるものです。「今のクラスが難しくてクラスを変えたいのですが可能ですか?」「滞在をしている学校アパートメントで、こういう問題が起きていて、困っているので助けてもらえませんか?」など、現地に到着してからのご相談対応・アドバイスも随時可能です。
- 色んな形でのマルタ留学サポートが可能
- マルタ留学と言っても、人それぞれ留学の形は異なります。長期留学、短期留学、親子留学、インターンシップ留学、家族全員での留学、夫婦での留学、友人同士での留学、友人家族同士での留学、現地校への長期留学など、多岐に渡ります。マルタナビドットコムでは、マルタでの留学経験があり、各学校の視察も実際に行っており、マルタに4年以上の在住経験のあるカウンセラーが、一人一人のご希望に合った留学プランのご提案・サポートをさせて頂いております。
- 学生ビザ申請サポート(無料)
- 長期留学はもちろん、親子留学、家族留学など、学生ビザの申請が複雑になる場合も、マルタナビドットコムでは無料でサポートを行っています。また、必要に応じて、マルタ移民局とのご確認作業も無料で行っております。