- マルタ共和国 基本情報
- マルタ共和国はイタリアのシチリアから南へ100km、北アフリカから北へ290kmの地中海のへそに位置しています。マルタ島、ゴゾ島、コミノ島の小さな3つの島から成り立っており、国全体の総面積は沖縄本島の約1/3という小さな小さな国です。
- マルタ留学生活
- 2018.01.30
先日、現在マルタへご旅行中の方より、マルタ留学に関するお問い合わせを頂きました。旅行中にマルタをとても好きになり、語学留学という形でこのまま滞在を続けたいというお問い合わせでした。マルタを好きになって頂けて、とても嬉しいお話だったのですが、残念ながらビザの関係上、滞在を続けられない状況でいらっしゃることが判明し、また別の機会にとなりました。今後、同じトラブルを抱える方が出ないようにする為にも、マルタ留学における学生ビザの注意事項をシェアしたいと思います。せっかくなので、今回の例を使って説明をしていきたいと思います。(*この内容は2018年1月30日時点でのビザ情報を元に記述しています。ビザに関する情報は随時変更が生じますので、必ず最新情報をご確認下さい。)
マルタの学生ビザ申請時期
まず、学生ビザの申請時期に関してです。マルタ(を含むシェンゲンエリア)では日本国籍者は最大90日間までビザの申請をすることなく、入国、滞在が自由に出来ます。ですので、90日以内の短期マルタ留学の場合、ビザ申請をする必要はありません。ところが、90日を超える留学の場合においては、学生ビザが必要となります。マルタの学生ビザは、日本出発前に申請することは出来ないので、マルタに到着してから申請することになっています。ここで重要なポイントが、日本国籍者は90日間までビザの申請をすることなく入国・滞在が自由に出来る、となっているので、90日以内であればいつでもビザ申請を受け付けてもらえる、と思ってしまいそうですが、実際はそうではないという点です。マルタの学生ビザ申請場所の一つであるFELTOM(マルタ国内の語学学校のクオリティを保つことを目的として設立された協会)は、申請手続きの説明項目において、「Applicatnts with less than 4 weeks left on their current VISA are subject to having their applications rejected」(申請時点で滞在可能期間が4週間未満となっている場合は、申請自体が拒否対象となる)と明確に記載しています。つまり、ギリギリにビザ申請をすると、そもそも受け付けてもらえない可能性が非常に高いのです。何らかの例外的な事情があり、ギリギリの申請となってしまう場合はFELTOMではなく、Central VISA Unitというもう一つのビザ申請場所へ行き、相談することになりますが、この基本条件は必ず覚えておきましょう。(Central VISA Unitはビザの申請・発行の中枢であり、FELTOMはあくまでも語学学校生のビザの申請までが担当可能範囲となっています)
今回の例では、お問い合わせ時点でマルタ入国後70日間が既に経過しており、滞在可能日数が残り20日間という状況でいらっしゃいました。つまり、滞在可能期間が4週間未満となっていたのですね。
マルタの学生ビザ提出書類
マルタの学生ビザ申請にはいくつか必要な提出書類があります。そのうちの一つに、本人名義の銀行口座の残高証明書(英語表記、ユーロ建て)が含まれています。残高証明書は、銀行によっては口座名義人である本人が窓口へ行くことが出来ない場合はスムーズに発行して頂けない可能性がありますし、仮に家族の方が代理で窓口へ赴くことで発行して頂けたとしても、発行後早急にマルタへ発送して頂く必要があります。前述の通り、ビザ申請は90日間中のいつでも大丈夫という訳ではない為、この一連の流れを迅速に進めなければいけません。
今回の例では、お問い合わせ時点で滞在可能日数が残り20日間という状況でいらっしゃった為、残高証明書発行日数、海外発送日数を考慮すると、間に合わない可能性が非常に高くなっていました。
以上の点より、とても残念ではありましたが今回お問い合わせ頂いた方はまた別の機会にとなりました。マルタの学生ビザは到着後に手続きをすることから、出発前に必要書類を用意してくることがとても重要です。到着後ではタイミングによっては間に合わないケースもありますので、事前準備がとても大事であることを覚えておいて下さい。
今回シェアした情報がこれからマルタ留学をする方の為になれば幸いです!
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