Home > オフィシャルブログ > マルタ留学-マルタでの就職に繋がった留学中の変化

  • マルタ留学生活
  • 2021.03.14

デンマーク留学の後に、英語習得の為にマルタ留学を3ヶ月間経験し、その後はなんとマルタでの就職が決まったTさんにインタビューをさせて頂きました。お話を聞いていて感じたことは、"今この時に自分がしたい事を精一杯やってみよう"という信念で頑張っていたことが次の道に繋がっていたということ。Tさんの経験談は、これからマルタ留学をしたい、又は(マルタに限らず)留学をしたい、という沢山の方のご参考になると思いますので、是非シェアをさせて頂きたいと思います。

                             
マルタ留学の人気エリア首都Valletta


Tさんはマルタ留学の前にデンマーク留学をしていたということなんですが、デンマーク留学時はどのようなことを学ばれていたのですか?

Tさん「実はデンマークでは語学留学はしていなくて、去年の8月から12月の途中までフォルケホイスコーレという現地の教育機関へ留学をしていました。フォルケホイスコーレはデンマーク発祥の教育機関で、現地のデンマーク人生徒達と一緒に多種多様な科目を学びます。授業は基本的にデンマーク語で行われるので、英語はあまり必要ではありませんでした。」

マルタナビスタッフ「そうなんですね!授業は英語ではなくデンマーク語で行われるんですね。」

Tさん「そうですね。先生の中には、インターナショナル生の為に英語に翻訳してくれる先生もいたのですが、してくれない先生もいたので、分からない時は周りの友人たちに英語で聞いて教えてもらいながら、なんとか授業を受けていました。」

マルタナビスタッフ「凄くガッツがありますね!でも、基本はデンマーク語だったということは、Tさんはデンマーク語もある程度出来るということなんでしょうか?」

Tさん「いいえ(笑)実はデンマーク留学前にデンマーク語を自分で学んではいたんですが、とても難しくて、途中で諦めてしまったので、話すことは出来ないんですよ(笑)」

マルタナビスタッフ「そうなんですね(笑)でも、それでも現地の教育機関への留学を決意して実行されたというのは、とても勇気のある行動ですね。」

Tさん「ありがとうございます(笑)ただ、ここ最近では日本で北欧の文化が注目をされるようになってきていて、私と同じようにフォルケホイスコーレへ留学をする日本人も少しずつ増えてきていますね。私が行っていた学校ではあまり多くはなかったですが、全校生徒が110名程に対して、日本人留学生は私を含めて4名でした。」

マルタナビスタッフ「それはかなり少ないですね。」

Tさん「そうですね。でも他のフォルケホイスコーレでは、日本人が全くいない学校もあるので、私が行った学校は日本人の生徒率で言うと普通くらいだと思います。」

マルタナビスタッフ「フォルケホイスコーレはデンマークの現地教育機関ということなのですが、具体的にはどういった学校なのでしょうか?専門学校のようなイメージでしょうか?」

Tさん「北欧ならではの教育機関なので、北欧以外ではこれに相当する教育機関は無いと思うんですが、日本語で言うと、国民高等学校になります。簡単に言うと、大人の為の高校のようなイメージですね。入学試験も卒業試験も無いですし、学位が取得できるという訳ではないのですが、多種多様な科目を学ぶことが出来るようになっています。音楽、政治、哲学、アート、デザイン、ジャーナリズム、など、これ以外にもとても幅広く学ぶことが出来るのですが、知識を詰め込む学び方をするのではなくて、興味のある分野を学んで、教養や視点を身に付けて、自分を見つめ直すことが出来る学校ですね。ですので例えば、仕事をしていたのだけど、自分の興味のある事を学んで自分自身を見つめ直す為に仕事を辞めて入学をしてきていた人など、色んなバックグラウンドの生徒がいました。」

マルタナビスタッフ「素敵な教育文化ですね。因みに、Tさんがフォルケホイスコーレで学びたいと思ったきっかけは何だったんでしょうか?」

Tさん「実は、私は日本にいた時に、冬はスキーのインストラクターとして働いていたのですが、そこでは毎年沢山のデンマーク人のインストラクターの方々が働きに来てくれていて、それがきっかけで沢山のデンマーク人の友達が出来たんです。それで、いつかデンマークへ行ってみたいなと考えるようになって、インターネットで調べているうちに、フォルケホイスコーレという教育機関がある事を知って、デンマーク留学をした、という流れです。」


デンマーク留学の後、マルタ留学をすることとなった経緯を教えて下さい。

Tさん「実は、コロナが影響しているんです。私は今年の1月からデンマーク国内の別の学校へ通う予定だったんですけど、コロナの影響でそれがキャンセルになってしまったんです。でも、私はまだ日本へ帰りたいとは考えていませんでした。それと同時に、実は自分の英語力が足りていないことも感じていたので、マルタで英語力アップの為に語学留学をしようと決めました。デンマークでは英語を問題なく使いこなせる人達ばかりだったので、私は語彙力や英語でのコミュニケーションの経験値が足りていないと感じる事が多かったんです。それで、マルタへ来ました。」


2020年8月にデンマーク留学を開始されて、その後、2020年12月からマルタ留学を開始された訳ですが、コロナ禍での留学開始は不安もあったと思います。デンマーク留学とマルタ留学を実際にご経験されてみて、留学中の生活はいかがでしたでしょうか?

Tさん「日本からデンマークへの渡航前の時は、ちゃんと入国出来るかどうかは不安でした。でも、デンマークに到着した当時は、空港から出た途端、誰もマスクをしていなかったですし、沢山の人たちがビーチで集まっていたりもして、コロナを感じる事がほとんどありませんでした。そういった状況だったので、一瞬コロナのことを忘れそうにはなりましたね。でもそれから、少しずつ状況が変わっていって、マスク着用や他にもルールが設けられていきました。その後、2020年の12月にマルタへ渡航する頃には、デンマークは軽いロックダウンのような状況だったので、飲食店内での飲食も出来ないようになっていました。それからマルタへ到着すると、その時のマルタのコロナの状況はかなり落ち着いていたので、同じ時期のデンマークの状況と比べると、かなりギャップを感じましたね。」


コロナ禍でのマルタの語学学校内での普段の生活はどのような様子でしたか?

Tさん「学校ではコロナ対策は徹底されていましたね。マスク着用は勿論ですが、校舎に入る際には検温とハンドサニタイザーによる手の除菌も徹底されていました。ただ、学校スタッフは勿論コロナ対策の為にチェックを徹底していましたが、ピリピリした空気は漂っていなかったので、クラス内でも和やかな雰囲気で毎日の学校生活を送っていました。」


デンマーク留学とマルタ留学を経て、Tさんの中で何か変化したことはございますか?

Tさん「ありますね!語学とは関係ないことなんですが…"今を生きよう"と思うようになりました。日本に居た時は、10年先のことを考えて、一生懸命勉強して資格を取って、将来幸せになれるように頑張らなきゃって常に考えていたので、今思い返してみると、とてもストレスフルでした。それが、コロナ禍で留学を開始したことによって、正直1ヶ月先のことも誰にもどうなるか分からない状況だったので、むしろ先のことを考える事が出来なくなったんですよね。それで、先のことを考え過ぎるストレスが無くなりました。それから、同じコロナ禍で学んでいた学校の友人たちも、"先のことは分からないのだから今を楽しもう"という考えで毎日の学校生活を送っていたので、私も10年先のことではなくて、"今この時"を大切に過ごす考え方に変わりました。」

マルタナビスタッフ「素敵な変化ですね!」

Tさん「ありがとうございます。マルタ留学中も、2ヶ月先、3ヶ月先というような先のことを考え過ぎるのはやめて、"今は英語習得をすることにフォーカスする"というスタイルで毎日を過ごしていたら、英語の習得具合が全然違いました!それに、先のことを考え過ぎて自分で作ってしまっていた変な縛りが無くなったので、考え方もとてもフレキシブルになったと思います。」

マルタナビスタッフ「なるほど。"今この時に集中する"ということですね。素敵な名言です。留学って決して語学の習得だけではないので、こうした考え方や視野の変化に関するお話を聞けて、とても嬉しいです。」

Tさん「ありがとうございます。」


今後の目標やプランはございますか?

Tさん「実は、先々週にマルタでの就職が決まったんです!!」

マルタナビスタッフ「そうなんですね!おめでとうございます!」

Tさん「ありがとうございます(笑)」

マルタナビスタッフ「なんだか本当に、今日聞いていたお話の通り、その時その時に頑張っていたことが次へ繋がっていっていますね!」

Tさん「そうですね。"今この時"に集中して頑張っていたら、自然とご縁も付いてきてくれて、仕事が決まりました。」

マルタナビスタッフ「因みにどういった業界でお仕事が決まったのでしょう?」

Tさん「オンラインゲーム業界です。」

マルタナビスタッフ「お~!素敵です。"今この時"に集中して頑張っていたら、ストレスが無くなって、英語習得も順調に進んで、考え方や行動もフレキシブルに変わって、マルタで就職も決まって、全てが繋がっていっていますね!インタビューの最後にこんなにも素敵なハッピーニュースを聞きて、とても嬉しいです!おめでとうございます!これからも是非マルタライフを楽しんで下さいね!」

Tさん「ありがとうございます。実はまだあまり周りに報告をしていなかったので、そんなに喜んでもらえて嬉しいです(笑)これからマルタでの生活を楽しんでいきたいと思います。」
 
2021年のマルタの初日の出
2021年のマルタの初日の出(虹が出ていたそうです!)
 
インタビューにご協力頂き、ありがとうございました!
"今この時"に集中するようになって、生き方が変わったら、マルタでの就職が決まるという結果が付いてきたTさんのこの経験談は、参考になることが多いのではないかと思います。今回シェアさせて頂いたTさんの経験談が、これから留学をしたいと考えている方の参考となれば幸いです。マルタナビドットコムへのお問い合わせはこちらから。

pagetop

Recommended Contents

We are specialised in studying programmes in Malta!

マルタナビドットコムはマルタ留学に特化した留学エージェントです!
だから・・・

対応スピードが早い
日本とマルタは8時間(サマータイム中は7時間)の時差がある為、日本⇒マルタの学校への確認にはお時間を要することがあります。又、マルタ現地に到着してから相談をしたいことが起きた場合も、マルタ⇒日本の時差の関係上、緊急時以外においては対応がスピーディではないことがあります。その点、マルタナビドットコムはマルタとの時差が僅か1時間のキプロスに運営オフィスがありますので、どちらの場合も迅速な対応が可能です。また、緊急連絡に関しては24時間対応をしています。
マルタ現地での生活面でのアドバイス
実際にマルタ留学が始まってから相談したいことって、意外に出てくるものです。「今のクラスが難しくてクラスを変えたいのですが可能ですか?」「滞在をしている学校アパートメントで、こういう問題が起きていて、困っているので助けてもらえませんか?」など、現地に到着してからのご相談対応・アドバイスも随時可能です。
色んな形でのマルタ留学サポートが可能
マルタ留学と言っても、人それぞれ留学の形は異なります。長期留学、短期留学、親子留学、インターンシップ留学、家族全員での留学、夫婦での留学、友人同士での留学、友人家族同士での留学、現地校への長期留学など、多岐に渡ります。マルタナビドットコムでは、マルタでの留学経験があり、各学校の視察も実際に行っており、マルタに4年以上の在住経験のあるカウンセラーが、一人一人のご希望に合った留学プランのご提案・サポートをさせて頂いております。
学生ビザ申請サポート(無料)
長期留学はもちろん、親子留学、家族留学など、学生ビザの申請が複雑になる場合も、マルタナビドットコムでは無料でサポートを行っています。また、必要に応じて、マルタ移民局とのご確認作業も無料で行っております。