
- マルタ共和国 基本情報
- マルタ共和国はイタリアのシチリアから南へ100km、北アフリカから北へ290kmの地中海のへそに位置しています。マルタ島、ゴゾ島、コミノ島の小さな3つの島から成り立っており、国全体の総面積は沖縄本島の約1/3という小さな小さな国です。
マルタ留学中にマルタでの就職が決まり、遂に勤務も開始された、素敵な日本人女性Tさんがいらっしゃいます。この度、マルタナビドットコムのブログコーナーにて、マルタ情報を発信して頂くことが決まりました!通っていた語学学校のこと、マルタでの生活、オススメの場所など、マルタに関する色んな情報をシェアして頂きます。記念すべき第一回目は、通っていた語学学校に関してです☆
今回は、ヨーロッパ各地で新型コロナウイルスが再び猛威を奮い出した、2020年12月から3ヶ月間、筆者がどんな語学学校生活を送っていたかご紹介いたします!
渡航直前(12月半ば)は、ヨーロッパでウイルス感染者が増加していたこともあり、多くの国が渡航制限の強化、ロックダウンを遂行する等の処置を行なっていました。マルタも例外ではなく、日本がマルタ入国制限の対象となるレッドリストに含まれた時期でもありました...筆者は出発地が日本では無かったものの、マルタ入国時にPCR検査の陰性証明書を提出しました。
私が今回お世話になったのは、ACE English MaltaというSt. Julianにある語学学校です。
学校のcovid-19対策としては、登校時に入り口での検温と消毒がしっかり実施され、そのおかげで授業スタイルは、マスクを着用している以外は通常と変わらず、学習環境は何も支障はありませんでしたよ!しかし残念ながら、普段は生徒が座って集まれる、学校内の休憩スペースは撤去されており、休憩時間は学校の外に出るのが基本となっていました。そのため、入り口前にある喫煙スペースが交流の場となっていましたが、非喫煙者にとってはなかなか居づらい・・・しかし!学校はBay Street Shopping Complex というショッピングモールの最上階に位置!
幸いにも当時はレストランでの飲食が可能だったため、なんと授業の休憩時間に施設内のマクドナルドでコーヒーや軽食を購入し、店内でゆっくりすることができました。(もちろん施設内でショッピングも可能)またお昼ご飯は、もちろん同じショッピングセンター内のレストランで済ませたり、また歩いてすぐのビーチでリフレッシュする人なんかもいましたよ!学校が主催するアクティビティーなどはありませんでしたが、繁華街と海に近い立地であったため、晴れている日は海辺でクラスを行なったり、十分学校生活を楽しめました!
入校する前は、コロナ禍の中で留学する人はどれくらいだろうと疑問に思っていましたが、実際行ってみるとその多さにびっくり!街中で知り合った方々も、語学留学生が大半を占めています。特に日本人は、他の国へ留学やワーホリに行く予定だった方々が行けなくなった末、マルタに変更した方々が多くいらっしゃいました。ACE English Malta内における国籍は、フランス人や南米から来ている学生が多かった印象を受けました。特にフランスは厳しいロックダウンの影響で、国内でできることが限られているためマルタに来たという理由をよく耳にしました。この他にも、トルコ、ロシア、イタリア・・・学校には様々な国の人が在籍しています。またこの学校には、もちろん日本人の生徒もいましたが、集団接触を避けるためにクラススケジュールが2つに分けられており、私はそこまで多く見かけることはありませんでした。このおかげで、むしろ同じクラスの外国人達と休憩中コーヒーを飲んだり、一緒に過ごす時間が増え、より仲良くなったような気がします!本来ならアメリカやイギリスに行っていたはずの人達や、パンデミックが無ければマルタへ来るはずのない人が集まっていたため、新しい発見も多く、この学校生活はとても有意義な時間でした!
私が在籍していた時期は、各国の規制が目まぐるしく変わる時期だったこともあり、帰国予定の学生のフライトが急にキャンセル、予定を変更して延長を決める学生らが多くいました。実は私も2月の半ばで語学学校を卒業し、他の国へ移る予定でしたが、まだ自由に移動できる状況では無かったため、卒業直前に1ヶ月の延長を決めました。この時期の学校は、オフィス作業は全て在宅となっていたため、やりとりは全てオンライン上で行います。しかし急な予定変更ではあったものの、学校側はスムーズに対応をしてくださり、無事手続きを終えることができました。国内の規制も3月にかけて徐々に厳しくなり、私が卒業した週には、語学学校がオンラインへ切り替えとなりました。その際も、授業時間を通常よりも増やして生徒へ提供するなど、学校が常に良い学習環境を生徒に与えようとする姿勢が見受けられました。今後の状況があまり読めない時期だからこそ、急な事態における語学学校側の対応は気になるところかと思われます。私の経験からすると、学校側はどんな状況にも対応する準備ができているように感じました。
私は午前中にあるクラスのみ受講していたため、お昼からは自由でした!コロナのため中々自由に動き回れないかと思いきや、3月まではカフェやレストランが開いていたため、学校の目の前にあるホテルの屋上で自習をして過ごしていました!ホテルのカフェと聞くと、なんだか高そう・・・入りづらいんじゃないか・・・と思われるかもしれませんが、そんなことはありません!St.Julianは語学学校が多いエリアのため、学生を快く受け入れてくれるホテルが多く、学生はカフェを気軽に利用することができます。新型コロナの影響で宿泊客も多くないため、静かで快適、また綺麗で眺めも良いホテルのカフェは本当におすすめです!
また滞在していた時期は、観光客はほぼ居ないため、静かなビーチでのんびりしたり、友達と海辺で長話するのも、今しかできない語学学生の午後の過ごし方でした。
マルタの語学学生は、基本的に複数人でシェアアパートメントに住んでいることが多いです。この利点は、人が集まりやすいこと!金曜の夜になると、外へ出歩くよりも、一緒に住んでいる人や近くの友達と、どちらかのアパートでホームパーティーをして過ごしていました。(現在は屋内で集まれる人数が制限されています。)
広い共用スペースを活かして人が集まれて、プライベートな空間だからこそ周りを気にせず英語が使える良い時間でしたよ!また、もし以前の日常なら、レストランやバーで毎週お金を使っていたかもしれませんが、この留学期間は自分達で各国の料理を作ったり、スーパーで買ったお酒を飲むことの方が断然多いため、出費を抑えることができたのは嬉しいですね(笑)
*以外にもマルタの物価はそこまで日本と変わらない割に、外食は高くつくことが多いです。
またマルタの休日でとても良かったことの1つが、綺麗な海にいつでも行けること!この時期の休日のメインイベントの多くは、冬でも海に行って綺麗な夕日を見たり、ゴゾ島というマルタ島の北に位置する島への週末旅行です。語学学校で知り合いがたくさんできれば、公共交通機関を使用しなくても、タクシーサービスアプリを使用して、プライベートで安く移動することが可能です。また小さい国のため、タクシーを使えばどこでも最大40分程度で行くことができますよ。そして観光名所に自然のスポットが多いマルタでは、コロナ禍でも有名で美しい場所を訪れることができます!おかげで息苦しさを全く感じず、観光気分もしっかり味わい生活を送ることができました。
ちなみにゴゾ島とマルタ島の間にある、夏に大人気のコミノ島は、オフシーズンでも十分楽しめます!先日訪れた時の様子を次の記事で詳しくご紹介しますよ!
おわりに
今回は私の留学生活の様子を少しだけご紹介させていただきました。世界が厳しい状況でも、マルタでできることは想像以上に多く、充実した学校生活を送ることができました。皆さんも是非、少しでもご興味があれば、マルタ島での留学を考えてみてはいかがでしょうか?マルタナビドットコムへのお問い合わせはこちらから。
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