マルタ留学中にマルタでの就職が決まり、現在はマルタでお仕事をされている素敵な日本人女性Tさんがいらっしゃいます。マルタナビドットコムのブログコーナーにて、通っていた語学学校のこと、マルタでの生活、オススメの場所など、マルタに関する色んな情報をシェアして頂きます。今回はその第二回目です☆


まるでプライベートアイランド?!現在のコミノ島をレポート!(2021年4月現在)

皆さんこんにちは!
今回は、マルタが観光客受け入れをストップしている時期の、コミノ島・ブルーラグーンの様子をご紹介いたします!

コミノ島は、マルタ島とゴゾ島の間に位置しており、美しい海に囲まれた夏に大人気の島です。ブルーラグーン・クリスタルラグーンといった、水色で透き通った海と、浮いている船の写真を見たことがある人もいるのではないでしょうか?

そもそもコミノ島、人がほとんど住んでいません。そのため夏にはたくさんある屋台・お店・コインロッカーは、オフシーズンに利用することはできません。また現在は新型コロナウイルスの影響もあって、一部現地留学生の間では「コミノ島は冬には行けない!」なんて言われていました・・・。

しかし、そんなことはありません!インターネットでは情報が少ないですが、ツアー船や直行ボートは、このコロナ禍の冬でもしっかり運行していました。しかも、マルタ島とゴゾ島との往来が規制されている時でも、なんとコミノ島行きは可能のまま。そのおかげもあり、徐々に暖かくなってきた4月、人が増える前の一足お先にコミノ島を満喫してきました!


・コミノ島への行き方(直行ボート)

私がコミノ島へ行った際は、Cirkewwa Ferry Terminalから出ている直行ボートを利用しました。

Cirkewwaは、マルタの最北に位置しており、ゴゾ島へ向かう人はここのフェリーターミナルを利用します!往復チケットが€13で、コミノ島へは10分程度で着きます。

ボートは定員が25名程度で、この時期は感染防止対策のために、マスクの使用が義務付けられていました。しかし窓はないので、ボートで風を切って進んでいく感覚がとても気持ちよかったです!(かなり飛ばすので、乗り物酔いしやすい方は注意・・・)

ちなみに私は4月の平日と休日に計2回訪れましたが、平日は本当に訪れる人が少ないため、ボート乗り場へ着いた時(朝9時過ぎ頃)チケットカウンターが開いていませんでした!ですが、閉まっているわけじゃありません、スタッフは近くでフラフラしているだけですので、近くの人へ声を掛けてみてください(笑)

ボートはこちらの会社を利用しました↓

http://www.cominoferries.com/
 
ボートは、コミノで最も有名なブルーラグーンに到着します。そのため島に近づくと、海の色が急に変化し、乗船していた全員が興奮して悲鳴をあげます(私もそのうちのひとり)。ご覧くださいこの透明度!!!期待が高まります!

マルタ留学中に訪れたい人気観光地コミノ島

ブルーラグーンという名前なだけあって、とても綺麗なクリスタルブルー!
【注意】曇りの日に行った友達の写真を見ると、景色が全く違うことが判明したので、絶対に晴れの日に行くことをお勧めします。


・島を散策

まず島に着いたら、泳ぐのももちろん良いですが、島を散策するのがおすすめです!特にこの時期はまだ朝早いと少し肌寒いため、私達は歩いて体を温めることにしました。ブルーラグーン付近は、意外にも砂浜や平らな場所があまりないため、夏の混んでいる時期に行くと、場所取りに困ることがあるかもしれません。ですが現在は、“観光客が全くいない”+“オフシーズン”ということで、まだ人も少なく、焦らなくても十分に自分たちのスペースを確保できますよ!

というわけで散策スタート!
島は小さいとはいえ、岩やアップダウンがあるため、かなり歩きごたえがあります。数分歩くとすぐに、ブルーラグーン付近とは違い、崖や洞窟といったワイルドな景色が次々と現れました。

驚くほど綺麗なマルタのコミノ島

これも、人がほとんどいない時期だからこそ、写真に人が全く映らない!(笑)
特に午前中歩いている間は、自分たちのグループ以外誰も見かけなかったため、まるで貸し切り状態かと錯覚してしまう程でした!綺麗な景色の中、波の音だけが聞こえる中のんびり歩けるなんて、本当に贅沢ですね・・・


・ついに海へ!

ハイキングを1時間ほど楽しんで、日差しも強くなってきた後は、最初のブルーラグーンに戻っていよいよ遊泳!!

これがなんとまあ、私が行った時は、

私たちしか泳いでいませんでした。

まだ4月は海が冷たいと思っている人が多かったのか、みんな日焼けを楽しんでいます。(とにかく外国の方々は日焼けが大好きです。)そんな中、海へ飛び込む私・・・全然冷たくな・・・いっ!?いや、冷たいのは最初の5秒くらいだけです。すぐ慣れます。誰も周りにいないこともあって、こんな綺麗な海もまた独り占め!写真だって取り放題です。
  
透明度抜群のマルタのコミノ島ブルーラグーン

*ブルーラグーンは浅いため、気をつければ携帯を持って歩けますが、落とさないように注意!私は防水ケースを使用しましたが、水中も撮影できるためとても便利でお勧めです!

マルタのコミノ島

向こう岸にも泳いで行ってみました。(上写真)
近いようで地味に遠いため、泳ぎに自信がある方は挑戦してみてください(笑)

ここでたくさん泳いで、その後は砂浜でのんびり。とても静かですし、周りを気にしなくて良いため、気付いたら夢をみていました・・・そしてしっかり体の背面が真っ赤になっていました(うつ伏せで意識を失ったため)。
 
マルタのコミノ島で寛ぐ休日

これだけ動いて、かなりくつろいだと思い時間を確認してみても、まだ14時!!もう少し泳げる場所を探してみることにします。


・さらに秘密のスポット発見?!

ブルーラグーンを離れると、更に人がいなくなります。そして、最高のプライベートスポットを発見!!先ほどとは違い、深さがあり、魚がたくさんいるような場所です。私はその綺麗さに、思わずダイブ!
 
コミノ島の隠れ家的スポット

潜ると海の中で、こんな景色を発見しました・・・。

マルタのコミノ島で見つけた秘密のトンネル

陸からは絶対わからない、海の中のトンネルに思わず感動。気ままに散策して、好きな時に飛び込むなんて、たくさん人がいたらあまりできることではないですよね。この他にも良さそうな遊泳スポットがいくつもあったので、島を訪れる方は、ブルーラグーン以外の場所も挑戦してみてください!


・人はいないといえども・・・?

最高の遊泳を終え、16時頃の最終便で、マルタへ帰還。とっても幸せでのんびりした時間を過ごすことができました!・・・しかし実は、コミノ島に自由に行けるものの、定期的にボートで警察がゴゾからやってきて、上陸はしないながらも監視を行なっていました!人が全然いないし、屋外だからといってマスクを外したり油断しては行けません(2021年4月時点)。そのため、制限人数を超えて人が集まっていたりすると、すぐに注意をされるので注意が必要です!ある程度の自由が許されているからこそ、その時期の感染対策ルールを忘れずに過ごすことが大事ですね!


おわりに

いかがだったでしょうか?真夏じゃなくても充分楽しめることが証明された、今回のコミノ滞在!コロナウイルスの影響もあり、なかなか観光がしづらい時期ですが、調べるとむしろマルタ島のビーチなんかよりも人から離れられてゆっくり過ごせる場所がたくさんあります。夏も近いですから、皆さんも是非、ルールを守りつつ外の生活を楽しんでみてはいかがでしょうか?
 
マルタ留学中に一度は訪れたいコミノ島
 
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マルタ留学中にマルタでの就職が決まり、遂に勤務も開始された、素敵な日本人女性Tさんがいらっしゃいます。この度、マルタナビドットコムのブログコーナーにて、マルタ情報を発信して頂くことが決まりました!通っていた語学学校のこと、マルタでの生活、オススメの場所など、マルタに関する色んな情報をシェアして頂きます。記念すべき第一回目は、通っていた語学学校に関してです☆


コロナ禍のヨーロッパで留学!マルタでの語学学校生活の様子をお届け!

今回は、ヨーロッパ各地で新型コロナウイルスが再び猛威を奮い出した、2020年12月から3ヶ月間、筆者がどんな語学学校生活を送っていたかご紹介いたします!


渡航当時の状況

渡航直前(12月半ば)は、ヨーロッパでウイルス感染者が増加していたこともあり、多くの国が渡航制限の強化、ロックダウンを遂行する等の処置を行なっていました。マルタも例外ではなく、日本がマルタ入国制限の対象となるレッドリストに含まれた時期でもありました...筆者は出発地が日本では無かったものの、マルタ入国時にPCR検査の陰性証明書を提出しました。


語学学校の様子(2020年12月~2021年3月)

私が今回お世話になったのは、ACE English MaltaというSt. Julianにある語学学校です。

マルタ留学人気校の1つACE English Maltaの様子

学校のcovid-19対策としては、登校時に入り口での検温と消毒がしっかり実施され、そのおかげで授業スタイルは、マスクを着用している以外は通常と変わらず、学習環境は何も支障はありませんでしたよ!しかし残念ながら、普段は生徒が座って集まれる、学校内の休憩スペースは撤去されており、休憩時間は学校の外に出るのが基本となっていました。そのため、入り口前にある喫煙スペースが交流の場となっていましたが、非喫煙者にとってはなかなか居づらい・・・しかし!学校はBay Street Shopping Complex というショッピングモールの最上階に位置!                                                      

      
幸いにも当時はレストランでの飲食が可能だったため、なんと授業の休憩時間に施設内のマクドナルドでコーヒーや軽食を購入し、店内でゆっくりすることができました。(もちろん施設内でショッピングも可能)またお昼ご飯は、もちろん同じショッピングセンター内のレストランで済ませたり、また歩いてすぐのビーチでリフレッシュする人なんかもいましたよ!学校が主催するアクティビティーなどはありませんでしたが、繁華街と海に近い立地であったため、晴れている日は海辺でクラスを行なったり、十分学校生活を楽しめました!


世界各国から集まる生徒

入校する前は、コロナ禍の中で留学する人はどれくらいだろうと疑問に思っていましたが、実際行ってみるとその多さにびっくり!街中で知り合った方々も、語学留学生が大半を占めています。特に日本人は、他の国へ留学やワーホリに行く予定だった方々が行けなくなった末、マルタに変更した方々が多くいらっしゃいました。ACE English Malta内における国籍は、フランス人や南米から来ている学生が多かった印象を受けました。特にフランスは厳しいロックダウンの影響で、国内でできることが限られているためマルタに来たという理由をよく耳にしました。この他にも、トルコ、ロシア、イタリア・・・学校には様々な国の人が在籍しています。またこの学校には、もちろん日本人の生徒もいましたが、集団接触を避けるためにクラススケジュールが2つに分けられており、私はそこまで多く見かけることはありませんでした。このおかげで、むしろ同じクラスの外国人達と休憩中コーヒーを飲んだり、一緒に過ごす時間が増え、より仲良くなったような気がします!本来ならアメリカやイギリスに行っていたはずの人達や、パンデミックが無ければマルタへ来るはずのない人が集まっていたため、新しい発見も多く、この学校生活はとても有意義な時間でした!


語学学校の対応

私が在籍していた時期は、各国の規制が目まぐるしく変わる時期だったこともあり、帰国予定の学生のフライトが急にキャンセル、予定を変更して延長を決める学生らが多くいました。実は私も2月の半ばで語学学校を卒業し、他の国へ移る予定でしたが、まだ自由に移動できる状況では無かったため、卒業直前に1ヶ月の延長を決めました。この時期の学校は、オフィス作業は全て在宅となっていたため、やりとりは全てオンライン上で行います。しかし急な予定変更ではあったものの、学校側はスムーズに対応をしてくださり、無事手続きを終えることができました。国内の規制も3月にかけて徐々に厳しくなり、私が卒業した週には、語学学校がオンラインへ切り替えとなりました。その際も、授業時間を通常よりも増やして生徒へ提供するなど、学校が常に良い学習環境を生徒に与えようとする姿勢が見受けられました。今後の状況があまり読めない時期だからこそ、急な事態における語学学校側の対応は気になるところかと思われます。私の経験からすると、学校側はどんな状況にも対応する準備ができているように感じました。


授業終わりの過ごし方

私は午前中にあるクラスのみ受講していたため、お昼からは自由でした!コロナのため中々自由に動き回れないかと思いきや、3月まではカフェやレストランが開いていたため、学校の目の前にあるホテルの屋上で自習をして過ごしていました!ホテルのカフェと聞くと、なんだか高そう・・・入りづらいんじゃないか・・・と思われるかもしれませんが、そんなことはありません!St.Julianは語学学校が多いエリアのため、学生を快く受け入れてくれるホテルが多く、学生はカフェを気軽に利用することができます。新型コロナの影響で宿泊客も多くないため、静かで快適、また綺麗で眺めも良いホテルのカフェは本当におすすめです!

マルタ留学人気エリアSt Julian'sにあるホテル内カフェ

また滞在していた時期は、観光客はほぼ居ないため、静かなビーチでのんびりしたり、友達と海辺で長話するのも、今しかできない語学学生の午後の過ごし方でした。

マルタ留学人気エリアSt Julian'sのビーチ


休日の楽しみ方

マルタの語学学生は、基本的に複数人でシェアアパートメントに住んでいることが多いです。この利点は、人が集まりやすいこと!金曜の夜になると、外へ出歩くよりも、一緒に住んでいる人や近くの友達と、どちらかのアパートでホームパーティーをして過ごしていました。(現在は屋内で集まれる人数が制限されています。)
 
広い共用スペースを活かして人が集まれて、プライベートな空間だからこそ周りを気にせず英語が使える良い時間でしたよ!また、もし以前の日常なら、レストランやバーで毎週お金を使っていたかもしれませんが、この留学期間は自分達で各国の料理を作ったり、スーパーで買ったお酒を飲むことの方が断然多いため、出費を抑えることができたのは嬉しいですね(笑)
 
*以外にもマルタの物価はそこまで日本と変わらない割に、外食は高くつくことが多いです。

マルタ留学中のある日の夕食パーティー

またマルタの休日でとても良かったことの1つが、綺麗な海にいつでも行けること!この時期の休日のメインイベントの多くは、冬でも海に行って綺麗な夕日を見たり、ゴゾ島というマルタ島の北に位置する島への週末旅行です。語学学校で知り合いがたくさんできれば、公共交通機関を使用しなくても、タクシーサービスアプリを使用して、プライベートで安く移動することが可能です。また小さい国のため、タクシーを使えばどこでも最大40分程度で行くことができますよ。そして観光名所に自然のスポットが多いマルタでは、コロナ禍でも有名で美しい場所を訪れることができます!おかげで息苦しさを全く感じず、観光気分もしっかり味わい生活を送ることができました。

マルタ留学中に撮影した夕日

ちなみにゴゾ島とマルタ島の間にある、夏に大人気のコミノ島は、オフシーズンでも十分楽しめます!先日訪れた時の様子を次の記事で詳しくご紹介しますよ!

おわりに
今回は私の留学生活の様子を少しだけご紹介させていただきました。世界が厳しい状況でも、マルタでできることは想像以上に多く、充実した学校生活を送ることができました。皆さんも是非、少しでもご興味があれば、マルタ島での留学を考えてみてはいかがでしょうか?マルタナビドットコムへのお問い合わせはこちらから。

 

小学生の2人の子供達と一緒に1年間のマルタ親子留学中であるNさん(夫)とKさん(妻)にインタビューをさせて頂きました!マルタ親子留学を思い立ったキッカケから現地でのお子様の学校生活、お二人が通っている語学学校のことなど、沢山のことをお伺い出来ましたので、是非シェアをさせて頂きたいと思います。(※インタビューは2020年12月に受けて頂いたものです)


マルタ親子留学のある一日


マルタ親子留学を思い立ったきっかけを教えて下さい

Nさん「実は以前から家族で留学をしたいと思ってはいたんです。でも子供が小学生になったこともあって、ずっとタイミングを探っていたんですよ。そして、ちょうど2年位前に家族でイタリア旅行をした際に、直ぐ近くにマルタという国がある事を知って、マルタも立ち寄ってみたんです。その時は、マルタに家族で留学をするとは考えていなかったので、綺麗で良い所だなという印象を持って日本へ帰りました。帰国後、実は友人の一人がマルタへの移住を考えているという話を聞いて、どうしてマルタなのか聞いてみたところ、英語が普通に使われていて学ぶことも出来るから、ということだったんですよ。それから僕たち家族も家族留学の計画を進めていく中で、色んな英語圏を検討しました。アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリス、東南アジア圏など、色んな国を検討していったんですが、僕と妻はヨーロッパが大好きで、マルタならマルタで英語を学びつつ、留学中に周辺のヨーロッパの国々へも訪れやすいというのが大きな魅力で、最終的にマルタに決めました。」

Kさん「マルタへ旅行で訪れた際に、海も街も綺麗だなという印象を受けて、食事も美味しかった点も選んだ理由の一つですね。国全体がこじんまりとしていて、治安が良いことも旅行の時に感じました。旅行前から治安が良いというのは聞いていたんですけど、実際に旅行した時にも本当にそう感じたので、この点も大きいですね。」


コロナ禍での親子留学開始は大きな決断であったと思います。不安もあったと思いますが、実際にマルタ留学が始まって3ヶ月経った今、これまでの3ヶ月間を振り返ってみて、いかがでしょうか?

Kさん「私はコロナ禍をマルタで過ごすことにして、良かったと思っています。マスク着用は勿論義務化になっていますが、行動制限がある訳ではありませんので、諸外国のニュースを聞いている限りでは、マルタで良かったなと思いますね。不安の点で言うと、マルタに到着するまでが不安でした。やっぱり、無事に到着できるかどうかという点が気掛かりでしたので。到着してマルタでの生活が始まってからは、自分たちのペースで問題なく生活が出来ているので、大変だなと感じたことはこの3ヶ月間ありません。」


コロナ禍の学校生活においてはどうでしょうか?

Kさん「学校は感染予防対策を徹底して下さっているので、不安に感じていることはないですね。真冬でも換気を徹底して行って下さるので、しっかりと厚着をして学校へ行くようにしています。又、私たちが通っている学校は小規模ですので、生徒数もそんなに多くないですから、みんな秩序を保って毎日の学校生活を送れています。学校側は徹底した対応をして下さるので、例えば、こないだ娘が少し体調を崩したので、休息も兼ねて1日学校をお休みしたんですが、学校からは、お休み明けに学校へ戻って来る前に登校許可証明書をクリニックのドクターから貰ってくるように指示を頂いたんですね。発熱などのコロナの症状は無かったのですが、それでも登校許可証明書を貰ってくるようにお話を頂いたので、学校はかなり徹底して下さっているなと感じます。」


長期のマルタ家族留学となると、大きな決断であったかと思いますが、エージェントを決める際に、どういった点を重要視されていましたか?また、最終的にマルタナビドットコムを選んで頂いた理由を教えて頂けますか?

Kさん「実は、先程少しお話に出てきました通り、私たちの友人がマルタへの移住を考えていたのですが、友人は別のエージェントさんにコンタクトを取っていたんです。私たちはマルタナビドットコムさんにコンタクトを取っていた訳なんですが、対応して頂いた小澤さんとのやり取りがとてもスムーズだったというのが大きい理由ですね。マルタナビドットコムさんの情報量とレスポンスのスピードが凄くて、友人も驚いていたのですが、まさに痒い所に手が届く対応をして下さった点が大きいです。勿論、コロナに対する不安はありましたが、現地の細かな情報も送って下さっていたので、決断できたと思います。」

Nさん「それから、マルタナビドットコムさんが親子留学の対応をしていたからという点も大きいです。もし僕が一人単独で留学をするのであれば、例えばですけど同年代位の人が多く集まる学校を探したと思いますし、大学生の方だったら同じくらいの年齢層の生徒が多い学校を探すと思うんですよね。単独の留学を対応しているエージェントは数多くあるんですが、僕たちの場合は親子での留学だったので、マルタナビドットコムさんがマルタの親子留学の対応もしていて、実際に実績もあったからという点も大きかったです。」


お子様の為に、マルタ渡航前に何か事前対策は行っていましたか?

Kさん「行いましたね。やっぱり、いきなり日本からマルタで生活をすることによって英語のアレルギー反応が出てしまうのではないかと心配していましたので、半年間英会話の塾に通ったり、週に2~3回のペースで英会話のアフタースクールにも通いました。留学前に、生活の中で最低限必要なことは言えるようになっておこうという事を目的にして、例えば、トイレに行きたいです、ですとか、お腹が痛いです、などの大事なことは出来る限り言えるように事前対策を取りました。」


実際に留学が始まってから、お子様の事前対策をしておいて良かったと感じますか?

Kさん「私達の場合のお話になりますが、子供の年齢にもよりますが、絶対に事前対策をしてこないといけないという訳ではないと思います。英語の吸収密度でいえば、渡航前の半年間の事前対策で吸収したことは、マルタでの生活の1週間程の吸収に相当するように感じますし、子供達の吸収力や柔軟性は大人とは比べられない程ですので、言語が分からなくても普通にお友達を作って遊んだりします。ですので、絶対に事前対策をしないといけないという訳ではないと思います。」


実際に学校が始まってからのお子様達の反応はいかがでしたでしょうか?又、学校が始まって3ヶ月が経過した今、何か変化はありますか?

Nさん「我が家の2人の子供達は、実は学校初日から"凄く楽しい"と言っていて、最初から学校を楽しめているんです。よくあるような、最初はなかなか馴染めなかったけど、徐々に慣れていって馴染んでいったという流れではなくて、最初から学校を楽しんでいるので、そこは本当に有難いなと感じていますね。英語に関して言うと、もちろん最初は周りが何を言っているのか分からない状態からのスタートだった訳ですが、3ヶ月経った今、正しいか間違っているかは別として、子供たち自らが言いたい事を英語で表現しようとするようになってきたので、これが一番大きな変化だなと思います。」
 
マルタ親子留学中に撮影した夕日
The first 2021 sunrise in Malta


お子様達は現地小中学校の準備コースで学んでいる訳ですが、日本の小学校と比較をして教育面で違いを感じることはありますか?

Nさん「まず下の娘に関しては、クラスメイトも同じ年齢層の子達ばかりなので、そこまで学ぶ内容に関して日本と違いを感じることはないですね。ですが、違いを感じることもやはりありまして、例えば地理の授業では、日本では一般的に、最初に日本の地理を学んでそれから世界の地理も学ぶというスタイルが一般的だと思いますが、マルタでは最初から世界地図や各国の国旗などを学びますので、世界を意識した授業が行われているように感じます。一方で、上の息子のクラスでは、クラスメイトの年齢層が少し幅広くて、最年長で15歳の子も今年は例外的にいるクラス構成となっているので、例えば算数と数学の違いのように、息子の年齢にとっては結構ハイレベルなことを学んでいるなと感じることもあります。授業でガンジーや歴史上の重要人物の伝記を学ぶこともあるのですが、息子の年齢的には日本語でもまだ難しいだろうなと思われることを更に英語で学ぶとなると、結構ハイレベルだと思います。ですので、年齢層によるレベル差が出る授業の場合は、例えば息子の場合はこれまでに英語の文法の授業など、代わりの授業を受けたりしています。同じクラス内でも学校側はこうしたフレキシブルな対応をしてくれるので、この点は有難いですね。」


お二人の語学学校の様子も是非お伺いさせて下さい。コロナの影響があり、例年よりも全体的な生徒数は少な目かと思いますが、お二人の学校生活はいかがでしょうか?

Kさん「そうですね、生徒数は少な目ではあると思いますが、それでも国際色は比較的豊かですね。コロンビア、イタリア、中国など、色んな国の方がいます。私個人のお話になってしまうんですが、私と主人は英語力の差があるので、私は初級クラスに入るかと思っていたのですが、何故か主人と同じレベルのクラスに入りまして、最初は本当に授業についていくことが大変でした。マルタナビドットコムさんか学校にご相談をしようかと思ったこともあったのですが、取り敢えず、1タームは頑張ってみようと思いまして、毎日必死に授業を受けていました。3ヶ月経過した今は、ある程度聞き取れるようになってきて、発言も少しずつ出来るようになってきました。」

Nさん「僕の場合は、学生時代にアメリカへの留学経験があるのですが、当時はまだ学生で、周りも学生の人たちばかりという環境でした。今回のマルタ留学では、社会人または社会人経験のある人たちが多く学んでいる語学学校ですので、少しかじった程度の知識のみで発言をするという生徒がいなくて、みんな実経験に基づいて発言をするので、クラス内のワークでもより深い議論をお互いにすることが出来ているように感じます。みんな理解力のある人たちですので、居心地良く感じますし、この学校を選んで良かったと思っています。それから、これは人によるとは思いますが、僕たちが通っている学校では、テストが頻繁に行われませんので、この点においてもこの学校で良かったと思っています。親子留学ですと、子供達もいますから、どうしても自分たちの勉強のことだけを考えるという事は出来ません。子供達の日々の様子や勉強も気に掛ける必要がありますし、毎日の食事の用意等もあります。もしテストが頻繁に行われる学校だと、その為のテスト勉強も学校の授業とは別でしないといけない訳ですから、体力的に非常に厳しいものがあると思います。ですので、自分たちのペースを保ちながら学ぶことが出来ているという点でも、この学校で良かったと思います。」


3ヶ月間を振り返ってみて、良い変化や成長はありましたか?

Nさん「僕の場合は、スピーキングはまだそこまで感じないのですが、リスニングに関してはそれなりに成長を感じます。ずっと同じ先生の授業を受けているからというのもあるかもしれませんが、大分聞き取ることが出来るようになってきたと思います。先生に関しても、凄く良い先生に恵まれまして、先生は僕の妻の親世代の方なんですが、それもあってか、先生は自分の子供達のように僕達と接して下さるので、僕達もとても接しやすいです。それから、先程も少しお話の中で出させて頂いたのですが、僕が20歳くらいの頃に留学した時と今では年齢は勿論ですが社会人経験値も違うので、同じ文法を学んでいても、例えばそれをどのようにスピーキングに活かそうかなというように客観的な目線で見ることが今は出来ます。ですので、僕くらいの年齢でも、決して留学が遅すぎるという事はないと思います。」

Kさん「生活面では、娘のクラスメイトのご家族たちとハイキングへ行ったり、ホームパーティを開いたりと、海外ならではの生活も楽しんでいます。」

マルタ親子留学中のある1日
Lovely Family Photo in Malta!
 
インタビューにご協力頂き、ありがとうございました!
Nさん、Kさん、残りの期間もご家族で是非充実したマルタ留学生活を過ごして下さいね。今回シェアさせて頂いたNさん&Kさんの経験談が、これからマルタ親子留学をしてみたいと考えている方の参考になれば幸いです!マルタナビドットコムへのお問い合わせはこちらから。


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デンマーク留学の後に、英語習得の為にマルタ留学を3ヶ月間経験し、その後はなんとマルタでの就職が決まったTさんにインタビューをさせて頂きました。お話を聞いていて感じたことは、"今この時に自分がしたい事を精一杯やってみよう"という信念で頑張っていたことが次の道に繋がっていたということ。Tさんの経験談は、これからマルタ留学をしたい、又は(マルタに限らず)留学をしたい、という沢山の方のご参考になると思いますので、是非シェアをさせて頂きたいと思います。

                             
マルタ留学の人気エリア首都Valletta


Tさんはマルタ留学の前にデンマーク留学をしていたということなんですが、デンマーク留学時はどのようなことを学ばれていたのですか?

Tさん「実はデンマークでは語学留学はしていなくて、去年の8月から12月の途中までフォルケホイスコーレという現地の教育機関へ留学をしていました。フォルケホイスコーレはデンマーク発祥の教育機関で、現地のデンマーク人生徒達と一緒に多種多様な科目を学びます。授業は基本的にデンマーク語で行われるので、英語はあまり必要ではありませんでした。」

マルタナビスタッフ「そうなんですね!授業は英語ではなくデンマーク語で行われるんですね。」

Tさん「そうですね。先生の中には、インターナショナル生の為に英語に翻訳してくれる先生もいたのですが、してくれない先生もいたので、分からない時は周りの友人たちに英語で聞いて教えてもらいながら、なんとか授業を受けていました。」

マルタナビスタッフ「凄くガッツがありますね!でも、基本はデンマーク語だったということは、Tさんはデンマーク語もある程度出来るということなんでしょうか?」

Tさん「いいえ(笑)実はデンマーク留学前にデンマーク語を自分で学んではいたんですが、とても難しくて、途中で諦めてしまったので、話すことは出来ないんですよ(笑)」

マルタナビスタッフ「そうなんですね(笑)でも、それでも現地の教育機関への留学を決意して実行されたというのは、とても勇気のある行動ですね。」

Tさん「ありがとうございます(笑)ただ、ここ最近では日本で北欧の文化が注目をされるようになってきていて、私と同じようにフォルケホイスコーレへ留学をする日本人も少しずつ増えてきていますね。私が行っていた学校ではあまり多くはなかったですが、全校生徒が110名程に対して、日本人留学生は私を含めて4名でした。」

マルタナビスタッフ「それはかなり少ないですね。」

Tさん「そうですね。でも他のフォルケホイスコーレでは、日本人が全くいない学校もあるので、私が行った学校は日本人の生徒率で言うと普通くらいだと思います。」

マルタナビスタッフ「フォルケホイスコーレはデンマークの現地教育機関ということなのですが、具体的にはどういった学校なのでしょうか?専門学校のようなイメージでしょうか?」

Tさん「北欧ならではの教育機関なので、北欧以外ではこれに相当する教育機関は無いと思うんですが、日本語で言うと、国民高等学校になります。簡単に言うと、大人の為の高校のようなイメージですね。入学試験も卒業試験も無いですし、学位が取得できるという訳ではないのですが、多種多様な科目を学ぶことが出来るようになっています。音楽、政治、哲学、アート、デザイン、ジャーナリズム、など、これ以外にもとても幅広く学ぶことが出来るのですが、知識を詰め込む学び方をするのではなくて、興味のある分野を学んで、教養や視点を身に付けて、自分を見つめ直すことが出来る学校ですね。ですので例えば、仕事をしていたのだけど、自分の興味のある事を学んで自分自身を見つめ直す為に仕事を辞めて入学をしてきていた人など、色んなバックグラウンドの生徒がいました。」

マルタナビスタッフ「素敵な教育文化ですね。因みに、Tさんがフォルケホイスコーレで学びたいと思ったきっかけは何だったんでしょうか?」

Tさん「実は、私は日本にいた時に、冬はスキーのインストラクターとして働いていたのですが、そこでは毎年沢山のデンマーク人のインストラクターの方々が働きに来てくれていて、それがきっかけで沢山のデンマーク人の友達が出来たんです。それで、いつかデンマークへ行ってみたいなと考えるようになって、インターネットで調べているうちに、フォルケホイスコーレという教育機関がある事を知って、デンマーク留学をした、という流れです。」


デンマーク留学の後、マルタ留学をすることとなった経緯を教えて下さい。

Tさん「実は、コロナが影響しているんです。私は今年の1月からデンマーク国内の別の学校へ通う予定だったんですけど、コロナの影響でそれがキャンセルになってしまったんです。でも、私はまだ日本へ帰りたいとは考えていませんでした。それと同時に、実は自分の英語力が足りていないことも感じていたので、マルタで英語力アップの為に語学留学をしようと決めました。デンマークでは英語を問題なく使いこなせる人達ばかりだったので、私は語彙力や英語でのコミュニケーションの経験値が足りていないと感じる事が多かったんです。それで、マルタへ来ました。」


2020年8月にデンマーク留学を開始されて、その後、2020年12月からマルタ留学を開始された訳ですが、コロナ禍での留学開始は不安もあったと思います。デンマーク留学とマルタ留学を実際にご経験されてみて、留学中の生活はいかがでしたでしょうか?

Tさん「日本からデンマークへの渡航前の時は、ちゃんと入国出来るかどうかは不安でした。でも、デンマークに到着した当時は、空港から出た途端、誰もマスクをしていなかったですし、沢山の人たちがビーチで集まっていたりもして、コロナを感じる事がほとんどありませんでした。そういった状況だったので、一瞬コロナのことを忘れそうにはなりましたね。でもそれから、少しずつ状況が変わっていって、マスク着用や他にもルールが設けられていきました。その後、2020年の12月にマルタへ渡航する頃には、デンマークは軽いロックダウンのような状況だったので、飲食店内での飲食も出来ないようになっていました。それからマルタへ到着すると、その時のマルタのコロナの状況はかなり落ち着いていたので、同じ時期のデンマークの状況と比べると、かなりギャップを感じましたね。」


コロナ禍でのマルタの語学学校内での普段の生活はどのような様子でしたか?

Tさん「学校ではコロナ対策は徹底されていましたね。マスク着用は勿論ですが、校舎に入る際には検温とハンドサニタイザーによる手の除菌も徹底されていました。ただ、学校スタッフは勿論コロナ対策の為にチェックを徹底していましたが、ピリピリした空気は漂っていなかったので、クラス内でも和やかな雰囲気で毎日の学校生活を送っていました。」


デンマーク留学とマルタ留学を経て、Tさんの中で何か変化したことはございますか?

Tさん「ありますね!語学とは関係ないことなんですが…"今を生きよう"と思うようになりました。日本に居た時は、10年先のことを考えて、一生懸命勉強して資格を取って、将来幸せになれるように頑張らなきゃって常に考えていたので、今思い返してみると、とてもストレスフルでした。それが、コロナ禍で留学を開始したことによって、正直1ヶ月先のことも誰にもどうなるか分からない状況だったので、むしろ先のことを考える事が出来なくなったんですよね。それで、先のことを考え過ぎるストレスが無くなりました。それから、同じコロナ禍で学んでいた学校の友人たちも、"先のことは分からないのだから今を楽しもう"という考えで毎日の学校生活を送っていたので、私も10年先のことではなくて、"今この時"を大切に過ごす考え方に変わりました。」

マルタナビスタッフ「素敵な変化ですね!」

Tさん「ありがとうございます。マルタ留学中も、2ヶ月先、3ヶ月先というような先のことを考え過ぎるのはやめて、"今は英語習得をすることにフォーカスする"というスタイルで毎日を過ごしていたら、英語の習得具合が全然違いました!それに、先のことを考え過ぎて自分で作ってしまっていた変な縛りが無くなったので、考え方もとてもフレキシブルになったと思います。」

マルタナビスタッフ「なるほど。"今この時に集中する"ということですね。素敵な名言です。留学って決して語学の習得だけではないので、こうした考え方や視野の変化に関するお話を聞けて、とても嬉しいです。」

Tさん「ありがとうございます。」


今後の目標やプランはございますか?

Tさん「実は、先々週にマルタでの就職が決まったんです!!」

マルタナビスタッフ「そうなんですね!おめでとうございます!」

Tさん「ありがとうございます(笑)」

マルタナビスタッフ「なんだか本当に、今日聞いていたお話の通り、その時その時に頑張っていたことが次へ繋がっていっていますね!」

Tさん「そうですね。"今この時"に集中して頑張っていたら、自然とご縁も付いてきてくれて、仕事が決まりました。」

マルタナビスタッフ「因みにどういった業界でお仕事が決まったのでしょう?」

Tさん「オンラインゲーム業界です。」

マルタナビスタッフ「お~!素敵です。"今この時"に集中して頑張っていたら、ストレスが無くなって、英語習得も順調に進んで、考え方や行動もフレキシブルに変わって、マルタで就職も決まって、全てが繋がっていっていますね!インタビューの最後にこんなにも素敵なハッピーニュースを聞きて、とても嬉しいです!おめでとうございます!これからも是非マルタライフを楽しんで下さいね!」

Tさん「ありがとうございます。実はまだあまり周りに報告をしていなかったので、そんなに喜んでもらえて嬉しいです(笑)これからマルタでの生活を楽しんでいきたいと思います。」
 
2021年のマルタの初日の出
2021年のマルタの初日の出(虹が出ていたそうです!)
 
インタビューにご協力頂き、ありがとうございました!
"今この時"に集中するようになって、生き方が変わったら、マルタでの就職が決まるという結果が付いてきたTさんのこの経験談は、参考になることが多いのではないかと思います。今回シェアさせて頂いたTさんの経験談が、これから留学をしたいと考えている方の参考となれば幸いです。マルタナビドットコムへのお問い合わせはこちらから。

現在1年間のマルタ親子留学中のKさん(夫)とMさん(妻)にインタビューをさせて頂きました!マルタ親子留学を思い立ったキッカケから現地でのお子様の学校生活まで、沢山のことをお伺い出来ましたので、是非シェアをさせて頂きたいと思います。

 
マルタ留学中の週末の風景


親子留学を思い立ったきっかけを教えて頂けますか?

Kさん「初めてマルタナビさんにコンタクトをしたのが2019年の夏頃だったと思うんですが、コンタクトを取った1、2ヶ月くらい前に、留学というよりは海外で生活をしてみたいねという話を妻としていたんですよ。それから、どうしたらそれが可能になるのかなと自分達で調べていって、色んな国のビザの取得方法を調べていく中で、語学留学だったらビザが取得し易いという結論に達しました。きっかけは決して大げさなものではなくて、一度は海外で生活をしてみたい、と夫婦で思ったことが始まりです。


マルタを留学先に選んだ理由を教えて頂けますか?

Kさん「最初は、英語の語学留学といえばということで、オーストラリア、カナダ、インドネシアのバリ、フィリピンのセブ島など、色々調べていたんです。で、僕たちは長期留学中に色んな所へ旅行へも行きたいという希望があったので、日本から近い東南アジアは日本に居る時でも比較的行きやすいので候補から外したんです。そこから、オーストラリアかカナダかなと考えていた中で、"あること" がキッカケでマルタのことを知りました。実はそれまではマルタの国自体を知らなかったんですが(笑)、調べていくと、公用語が英語で、気候も暖かくて、周辺のヨーロッパ各国へのアクセスも良くて、それを知ってからは、"ここだ‼" とマルタ一択になりました。僕たちが日本で住んでいた所は、毎年冬の寒さが厳しい場所で、妻は寒いのが苦手なんです。なので、もしカナダを選択するとなると、カナダの気候のことが気がかりでした。一方マルタは、暖かい気候ですし、地中海に浮かぶ島という響きも凄くワクワクしたんですよね。」

マルタナビスタッフ「そうだったんですね。因みに、きっかけとなった "あること" とは何だったんでしょう?」

Kさん「〇〇〇〇(※固有名詞は伏せさせて頂いております)という、実業家でYoutuberとしても有名な方がいるんですが、この方がYoutubeの動画の中で、過去にマルタに移住するプランがあったことをお話されたことがあるんです。その時に初めてマルタというワードを知って、調べました(笑)」

マルタナビスタッフ「お~そうだったんですね!知って頂けて嬉しいです。」


長期の家族留学となると、大きい決断であったかと思いますが、エージェント比較の際に、どういった点を重要視されていましたか?また、最終的にマルタナビドットコムを選んで頂いた理由を教えて頂けますか?

Kさん「実は、僕はあまり沢山のエージェントさんにコンタクトを取って比較をするということはしなかったんです。なので逆に、マルタ留学の専門エージェントがどれくらいあるのかが分からないんですが、マルタナビドットコムさんともう1社にコンタクトを取りましたね。それで、やり取りの中で頂いたレスポンスの反応とスピードで決めました。マルタナビドットコムさんはレスポンスが速かったですし、やり取りをさせて頂いていく中で、ここにお任せをして大丈夫そうだと感じたので決めましたね。もう1社の方は実はレスポンスが結構遅かったんです。」


留学開始前に新型コロナウィルスの流行が起こってしまい、コロナ禍での留学開始は大きな決断であったと思います。不安もありながらの留学開始であったと思いますが、実際にマルタ留学が始まって4ヶ月経った今、これまでの4ヶ月間を振り返ってみて、いかがでしょうか?

Kさん「マルタに着くまでが不安でしたね。コロナのことがあるので、フライトのことも心配でしたし、僕たちはペット(猫&犬)も連れての家族留学なので、フライト中のペットの体調も心配でした。でもマルタに着いてからは、特に不安なく過ごしていますね。あとは、マルタに来る前は、水の質(軟水・硬水)や食べ物のことも気になってはいたんですが、こちらも特に問題なく快適に過ごしています。」

Mさん「当初は留学中に色んな周辺国へ旅行へ行く事も予定していたので、これは出来なくなってしまいましたけど、マルタでの生活の中で困った事は今のところ無いですね。代わりにマルタでの生活と国内の観光を楽しんでいます。」


5歳の息子様の為に、マルタ渡航前に何か事前対策は行っていましたか?

Kさん「行いましたね。家の近くに英会話教室があったので、そこへ僕と妻と息子で半年間通いました。息子はまだ小さいので、週に1時間くらい先生と遊んでました。あとは、英語のカードゲームを買ってきて、1日20分くらい家族全員で遊ぶこともしていました。」


実際に学校が始まってからの息子様の反応はいかがでしたでしょうか?又、学校が始まって4ヶ月が経過した今、何か変化はありましたか?

Kさん「学校が始まった直後は、やっぱり不安そうにはしていました。環境が全く新しくなりましたし、言葉も分からないですからね。でも、1ヶ月経たないうちに、上手く言葉を交わせないながらも、友達を作ったり、先生とやり取りをするようになりました。」

マルタナビスタッフ「お~!凄いですね」

Kさん「今はまだ英語が話せるという訳ではないですけど、今日先生がこんなこと言ってたと話してくれますね。先生が言ってた単語とか、簡単な文章とか。あとは、自分からこれってこういう意味?って色々聞いてくるようにもなって、英語を話したいって言ってます(笑)なので、やっぱり変わってきているなと感じますね。」

マルタナビスタッフ「そうなんですね。今のお話を聞けて、とても嬉しいです。」

Kさん「息子はマルタのこと好きって言ってますね(笑)」

マルタナビドットコム「うれしいです!息子様は順応が早いですね。」

Mさん「そうですね。家族留学を決めた時から、マルタっていう国へ行くんだよって息子とちゃんと話をしていたので、心の準備が出来ていたことが大きいと思います。いきなり連れて行くと、途中で帰りたいということにもなりかねませんからね。」


マルタ現地校の教育はいかがでしょうか?日本と違うなと感じたことなどございますか?

Kさん「実は、息子は日本ではまだ幼稚園の年長の年齢なので、日本の小学校と比較が出来ないんですよ(笑)でも、息子の様子を見ていて思うのは、クラスに色んな国の子供達がいて、英語で算数や地理などをみんなで一緒に学んでいる様子はとても楽しそうですね。」


お二人の語学学校の様子も是非お伺いさせて下さい。学校開始当初は、新型コロナウィルスの影響で、マルタへの渡航が可能となって少し経った頃だったということもあり、授業がお二人だけのセミプライベートという時期もあったということですが、今はどうでしょうか?

Kさん「実は、僕たちが学校を開始してから1ヶ月程経った頃から生徒が増えました。国際色も豊かで、イタリア、中国、リビアなど、他にも色んな国からの生徒が加わりました。」

Mさん「私たちは最初の約1ヶ月間はセミプライベートの状態でレッスンを受講していましたが、この時に先生がセミマンツーマンでしっかりと基礎を教えて下さったので、これがむしろ良かったと感じています。セミプライベートで基礎をしっかり身に付けた頃に生徒が増え始めたので、生徒が増えた後でも比較的スムーズに授業理解が出来ました。なので、私たちの場合は結果的にはむしろ良かったです。」


4ヶ月間を振り返ってみて、お二人に良い成長や変化はございますか?

Kさん「英語に関して言うと、元々僕たち夫婦は英語習得を目的で来ていなくて、今後海外旅行へ行く時に困らないようになることが目標でした。現時点で、この目標はクリア出来ていると思います。相手が流暢に英語を話す方で、こちらがあまり上手く話すことが出来ない事を分かってもらえている状況でしたら、相手と最低限の会話は出来るようになっています。ただ、先生の言っていることは分かるようになったのですが、街中ではまだ分からない時もあるので、これは今後の課題かなと思っています。もっと話せるようになりたいと感じていますね。」

マルタナビスタッフ「良い変化ですね。でも4ヶ月で先生の言っている事は分かるようになったって凄いと思います。」

Kさん「あ、言い過ぎたかもしれません(笑)先生の言っていることが完璧に分かるというよりも、先生が意味している事が分かる、というニュアンスです。あとは、英語だけに関してではないんですが、1年間だけで終わるのは勿体ないなと感じるようにもなってきましたね。僕たちだけではなくて、1年間だと、息子もちょうど慣れてきた頃に帰る事になってしまうので、勿体ないかなと考え始めてはいます。」

マルタナビスタッフ「Mさんはいかがですか?」

Mさん「私も主人とほぼ同じで、聞き取りは大分出来るようになってきました。スピーキングはまだ自信が無いので、この1年間の留学が終わるころには自信を持って話せるようになっていたいなと思います。それから、マルタは住みやすいので私も1年以上住みたいと考えているんですよ。」

マルタナビスタッフ「そうなんですね!嬉しいです。マルタは日本よりもゆったりとした環境なので、居心地は良いと思います。」

Kさん「海外なので、人の考え方の違いというのはやっぱりあります。でもそれを受け入れることを覚えていけば、居心地は段々良く感じるようになると思いますね。」
          
マルタ親子留学中の週末の様子
Best Family Photo in Malta!
                                                                           
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この度、現在半年間のマルタ留学中であるAさんにインタビューをさせて頂きました。留学が始まって3ヶ月が過ぎ、ちょうど留学期間の半分が経過した今、学校のこと、コロナ禍での留学生活、留学中にあった葛藤と成長など、沢山のことをお伺い出来ましたので、是非シェアをさせて頂きたいと思います。

マルタ


コロナ禍での留学は大きな決断であったと思います。不安もありながらの留学開始であったと思いますが、マルタ留学が始まって3ヶ月以上経った今、これまでの3ヶ月間を振り返ってみて、いかがでしょうか?

Aさん「人によって感じ方が違うと思うので、私の場合は、のお話になるんですけども、私は日本にいた時よりも不安は少ないですね。ただ、決して絶対大丈夫ですという意味ではないです。毎日の新規感染者数ですとか、マルタだけではなくてヨーロッパ全体のコロナのニュースなどを見ていますと、やはり楽観的に大丈夫とは言えないんですよね。でもマルタでの留学生活が始まってから感じていることがありまして、ゆったりと言いますか、のんびりと言いますか、そういう空気がマルタでは流れていて、楽観的になってはいけないんですけど、ピリピリしたシリアスな環境ではないので、私は日本にいた時よりも気持ち的に楽です。
 
ただ、危機意識はしっかりと持っておく必要はあると思いますね。例えば、学校外で不特定多数の人が集まりそうな英語交流系のイベントがあったとしても、楽しそうだからと安易に参加をするのではなくて、感染防止対策が十分なイベントなのかをしっかりと確認してから参加を決めるようにしたり、もしくは最初からそういった系統のイベントには参加をしないようにしたり、海外では自分の裁量で判断をしていかなければならないことが多いです。なので、自分で日頃から危機意識を持っておくことは大切だと思います。」

Aさんが学んでいる学校はマルタの中心地に立地している訳ではないですが、生活面で不便を感じられたことはございますか?

Aさん「私は不便を感じたことはないですね。でも、仰る通り、私が通っている学校はいわゆるマルタの中心地に立地している訳ではないので、遊びたい気持ちでいっぱいの人にとっては中心地の学校の方が良いのかなとは思います。」


Aさんが学んでいる学校では、日中のコースと夜間のイブニングコースがありますよね。Aさんはその中でも珍しくて、日中のコースとイブニングコースの両方を受講されている訳なんですが、クラスの雰囲気など、何か違いはありますか?

Aさん「全然違いますね。まず、日中のコースはレベル別にクラスが分けられているんですけど、イブニングコースは生徒数がとても少ないので、今のところ1クラスしかないんです。なので、全てのレベルの生徒が同じクラスに入っていますね。最初は生徒の人数が6~7名いたんですが、途中から2~3名になってしまったり、ある日は私1人だけでプライベートレッスン状態になってしまったりという日もあります(笑)
 
イブニングコースに通っている生徒さん達って、留学生ではなくて、マルタに移住して住んでいる人達なんですよ。なので、日中はお仕事をされていて、お仕事が終わってからイブニングコースを受けに来ているという社会人の人達ばかりですね。一般的な留学生の場合だと、学生ビザの関係で出席率をちゃんとキープしなければならないんですけど、彼らは学生ビザでマルタに滞在をしている訳ではないので、留学生と違って出席率を気にする必要がないんですよね。だからなのか、(おそらく日中の仕事が忙しかったので疲れている日には)授業を欠席する人もいます。」

マルタナビドットコムスタッフ「それは意外ですね!イブニングコースの生徒は、マルタに移住をしてきたものの、生活でもお仕事でも英語が必須になるので、夜間に真面目に学びに来ている大人の生徒が多いイメージがあったので、とても意外です。」

Aさん「そうでもないですね(笑)遅刻をしてくる人もいらっしゃいます。でも、イブニングコースにはイブニングコースの楽しさもあって、例えば、偶然なんですけど、イブニングコースは今のところ何故か女性の生徒ばかりで、先生も女性なので、女性しかいないんです。なので、女子会のようなまったりした雰囲気があるのは楽しいですね。「今日疲れたよね~」とか「週末何する?」とか(笑)。私は日中のコースもイブニングコースも両方経験しているので分かるんですが、イブニングコースは日中のコースとは生徒層も雰囲気も全然違います。」


今回、コロナ禍での留学ということもあり、大きな決断であったと思いますが、マルタナビドットコムを選んで頂いた理由を教えて頂けますか?

Aさん「私はかなりの数のエージェントさんに問い合わせたんですけど、やり取りをさせて頂いていった中で、感覚的に一番良いなと感じたからというのが大きいですね。私はLINEからお問い合わせをさせて頂きましたけど、尋ねた質問には必ず的確に答えて頂けていたので、やり取りし易かったです。問い合わせた他のエージェントさんの中には、込み入った質問をすると答えて頂けなかったりしたことがあったんですよ。例えば、ビザに関する質問をした時に、「それはお申込み後にご回答させて頂きます」とか、「それはビザの専門家にお問い合わせ下さい」という回答をされたこともありました。それ以外にも、申し込みの期限を設定されてしまったり、誤字脱字が多くて回答内容が分かりづらかったところもあって、色んなエージェントさんとやり取りをして最終的に残ったのがマルタナビドットコムさんでした。」


留学開始当初は新しい環境の中で色んな葛藤があることが多いですが、何か葛藤はありましたか?また、3ヶ月経った今、その葛藤に変化はありますか?

Aさん「そうですね、葛藤というか、戸惑うことはあったりしましたが、物事に対して柔軟になってきたと思います。例えば、私は学校アパートメントではなくて、マルタナビドットコムさん経由で決めた学校近くのアパートメントで一人暮らしをしている訳なんですが、入居直後に不動産屋さんが間違ったインベントリーリスト(*備え付け家具家電の棚卸チェックリスト)を持って来てしまって、構わずそれにサインをするように話をされたので、とても戸惑ったんですよね。あの時はマルタナビドットコムさんに間に入ってもらって、無事に解決したので良かったですが。それでちょっとマイナスなイメージを不動産屋さんに対して持ってしまった訳ですが、その一方で、ある日、私がアパートメントの電気代を上手くチャージ出来なくて困っていた時に、不動産屋さんが立て替えてくれたんですよね。柔軟に対応して頂けたなと思います。なので、何というか、すぐに目くじらを立てるのではなくて、柔軟になることが大切だなと思います。」

マルタ留学で人気の古都Mdinaにいた猫
マルタの古都Mdinaにて撮影されたベストショット☆ 
               
インタビューにご協力頂き、ありがとうございました!
Aさん、残りの期間も是非充実したマルタ留学生活を過ごして下さいね。今回シェアさせて頂いたAさんの経験談が、これからマルタ留学をしてみたいと考えている方の参考になれば幸いです!マルタナビドットコムへのお問い合わせはこちらから。


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マルタへ親子留学をされる方がとても増えた昨今ですが、今回はマルタナビドットコムを通して半年間のマルタ親子留学にチャレンジをし、沢山の成長と視野の広がりに結びついたステキな親子(お母様、お子様3名)の体験談をインタビューさせて頂きました。お母様と一番年上の現在大学受験勉強中のお子様は語学学校、小学生と中学生のお子様はマルタの現地校(準備コース)にて学びました。これから(特に中長期の)マルタ親子留学を検討している方の参考になればということで、快くインタビューを引き受けて頂けたので、是非シェアをさせて頂きたいと思います。今回は、お母様(Sさん)の体験談インタビューです。

*Sさんの一番上のお子さん、Rくんの体験談(語学学校)インタビューはこちら

*Sさんの2番目のお子さん、Iちゃんの体験談(現地中学校、準備コース)インタビューはこちら

*Sさんの一番下のお子さん、Kちゃんの体験談(現地小学校、準備コース)インタビューはこちら

                          
マルタ親子留学中によく訪れた首都VallettaのWaterfrontの風景 
【補足】
本インタビューはマルタでコロナウィルスの影響が出始める少し前にインタビューをさせて頂きました。

                        
3人の子供達を連れての親子留学となりますと、凄く大きなご決断だったと思いますが、今回の親子留学を思い立ったきっかけを教えて頂けますか?

Sさん「実は、私自身が学生時代から英語環境という意味では、あまり良くない状態でずっときてしまったんですよね。本格的に英語に興味を持ったのは20歳頃なんです。ですので、出遅れてしまった分、吸収も良くありませんでした。でも、私の親は私が子どもの頃から海外の映画をよくテレビで見せてくれていたので、英語の音というものには、凄く心地良さを感じてきました。ただ、私の学生時代には、あまり良い英語の先生に巡り会う事が出来ず、いわゆるカタカナ英語を学んだんです。それがどうしても心地悪かった記憶があります。その後、私は短大で英語と英米文化を学んだんですが、在学中に生まれて初めて外国人の先生の授業を受ける機会に恵まれました。でも当時、私は英語が得意という訳ではなかったので、授業を理解することが本当に大変で、それこそ友達のノートを丸写しさせてもらったりするくらいでした。そんなある日、あるアメリカ人の先生の授業を受けた時に、意識が変わったんです。その先生は日本人の女性とご結婚をされていて、お子さんも何人かいらっしゃる方だったんですが、授業の題材として、お子さんが描いた絵などを使ったりしていて、それが凄く新鮮で面白かったんです。それで、初めて本格的に英語に興味を持ちました。その後、私が通っていた短大では交換留学制度というものがあることを知ったんです。交換留学生として選ばれると、1年間の学費が無料で交換留学できるというものでした。毎年、倍率が高いと聞いていたんですが、私の年はラッキーで、希望者が私ともう1人の2人だけだったんです。なので、1/2の確率という状況だったんです。」

マルタナビスタッフ「お~!それはチャンスですね!」

Sさん「そうなんです。でも結果はダメだったんですけどね(笑)。選考の為の英語の面接で、日本人の先生と外国人の先生が半々ずついらっしゃったんですが、先生たちが言う内容は理解出来たんですけど、私は言いたいことをほとんど言うことが出来なかったんです。それで、最終的に選ばれませんでした。でも、それが凄く悔しくて、その時に、私の中で絶対に海外へ留学するぞ!という気持ちが芽生えました。その後、私は自分でお金を貯めて、自費でアメリカへ4ヶ月間程留学をしました。その留学経験は私にとって、とても大きくプラスになったんです。それで、自分の子供達にも留学経験をさせてあげたいと思いました。又、私の元夫はITプログラマーなんですけど、職業柄、英語を日常的に使う事もあって、彼も今後の社会では将来的に英語が必須となると考えていて、子供達に英語を身に付けさせることに賛成をしてくれたことも後押しとなりました。その後、留学のタイミングを考えた時に、英語を習得するのであれば、子供達にとっても出来るだけ早い方が良いと思って、出来るだけ早くには、と考えていました。ただ、当初マルタナビさんにお問い合わせをさせて頂いた際には、まだ経済的に準備をする必要があると感じて、最初にお問い合わせをしてから1年間は準備に充てました。」


長期親子留学先として、マルタを選んだ理由を教えて頂けますか?

Sさん「実は、元夫が仕事の関係でフィリピンに1ヶ月間程滞在をしていたことがあったんですけど、彼としては、留学先はフィリピンでもいいけど、フィリピンじゃなくてもいいんじゃない?という感覚だったそうなんですね。で、私は学生時代のアメリカ留学の経験しか無かったんですけど、アメリカは長期で親子留学をするには、金額がとても高すぎだったんです。それで、色々調べているうちにマルタを知りました。実は、マルタのことはこの時に生まれて初めて知ったんです(笑)。調べてみると、英語圏で、ヨーロッパにしては物価も安めで、治安も良くて、歴史もあって、凄く魅力的に感じました。でも、下の子ども2人はまだ義務教育を受けている年齢ですし、マルタには日本人学校も無いので、そこに関しては若干不安もありました。やっぱり日本の義務教育から半年間空白の期間が出来るので、この点は考えましたね。でも最終的に、この半年間の親子留学で得るものは、子供達の人生経験的にもっと大きいものだと思い、マルタでの親子留学を決意しました。

ただ、理由としてはそれだけではなくて、一番上の子はほぼ成人の年齢だったので、自分の生活スタイルが出来ていたんですけど、夜型の生活中心になっていて、私は私で、仕事を家に持ち帰って家でも仕事をする生活スタイルになってしまっていたんですよね。当時は同じ家の中にいるのに、家族がすれ違い状態にあったように感じます。ですので、家族みんなで一緒に留学をすることは、英語習得だけではなくて、家族で一丸となるチャレンジでもありました。」


親子留学を思い立ってから、実際に留学をするまでの準備期間は1年間掛かったという事なんですが、準備期間中にはどういったことをされていましたか?

Sさん「実は、順調に1年間を準備に充てることが出来たわけではなかったんです。最初に思い立って問い合わせをしてから、費用面のことが理由で、親子留学の話は一旦流れそうになってしまったんです。でも、完全に流れたわけでは無かったので、行くか行かないかをハッキリしなければと、悩んでいた時期もその1年間の中にあります。もしあの時、もっと早く決断することが出来ていたら、例えば準備期間中に、子供達に英会話学校へ行かせて、留学前から少しでも英語に慣れさせてあげることが出来ていたのかなと、この点は後悔をしています。逆に、しっかり準備をした事としては、日本の学校と区役所に、留学から帰ってきた後のことをしっかり確認してきたという点ですね。日本の義務教育期間中に半年間海外の学校へ留学をして、しかも留学先の学校が日本人学校ではない場合、日本に帰ってきた後に日本の学校ではどのように扱われるのかですとか、区役所への届け出に関してですとか、こういったことはちゃんと調べたり、確認をしましたね。」


今回、大きな決断であったマルタ長期親子留学において、マルタナビドットコムを選んで頂いた理由を教えて頂けますか?

Sさん「まず、私自身がマルタをそれまで全く知らなかったので、マルタに関して情報を収集しなければならなかったんです。そこで、マルタの現地情報をネットで調べていた時に最初に拝見したのがマルタナビドットコムさんのウェブサイトでした。私は情報収集がとても苦手なので、マルタの現地情報の中でも、私が知りたい情報に関して聞くと、しっかりピンポイントで教えて頂けた点が大きいです。勿論、他社さんにも情報収集の為に問い合わせはしたんですが、もの凄い営業内容の返答が送られてきてしまったんです。私としては、その時点では、まずはただマルタの現地の情報を知りたかっただけなので、あまりにも営業の内容が濃い返答を頂いてしまうと、選び辛かったというのが本音です。マルタナビドットコムさんは色々お聞きし易かったので、それが一番の理由ですね。」


実際にマルタに住んでみて、治安面はどのように感じましたか?

Sさん「とても住みやすかったですね。こんなに色んな国の人たちが住んでいるのに、治安が良いことに驚きました。お巡りさんもほとんど見かけないくらいだったので、それくらい治安が良いんだなと実感しました。それから、地元の人たちも、色んな方がいますが、優しい方が多かったです。知らない人でも、目が合うと挨拶をしてくれたり、日本で忘れそうになっていることを改めて経験しました。」


お母様の目線で見て、3人のお子さん達の留学中の様子は、留学開始時と今(留学終了までもうすぐ)で、どのように変わりましたか?

Sさん「マルタ到着後から学校が始まるまでは、3人とも実は、"海外に来たぞー!!" というような興奮は見られなかったんです(笑)。日本のようにスターバックス等もありますし、なんだかんだ、そんなに日本と変わらないじゃん!というような反応でした。それが、いざ学校が始まると、一気に様子が変わりました。勿論なんですけど、学校が始まると、英語でコミュニケーションを取っていかないといけない環境に入りますので、そこでようやく意識が変わったようでした。一番上の子は、自分が話す英語をクラスで理解してもらえない、と最初は悩んでいましたし、一番下の子は、留学前に少しでも英語に馴染みがあった訳ではなかったので、とにかく学校で分からないことだらけで悩んでいましたし、真ん中の子は、一番下の子と同じ現地校に通っていたので、下の子が悩んでいた分、自分が何とかしなければと一生懸命奮闘してくれていたのですが、自身も英語が壁となって分からない事が多くて悩んでいました(笑)。なので、最初は3人ともそれぞれがそれぞれのストレスを抱えていましたね。でも、時間が経ってきて、一番上の子は少しずつステップアップしていくことによって、悩みが解消されていきましたし、一番下の子は仲の良い友達が学校で出来てからは、学校での楽しかったことを日々話してくれるようになってきて、"分からない" ばかりではなくなったことによって悩みが解消されていったようでした。真ん中の子も、仲の良い友達が出来た事も大きかったようですが、分からない事は積極的に先生に聞いて、分かったらメモすることを徹底し続け、"分からない"ことを減らしていった行動によって、悩みが随分解消されていったように思います。」


お母様自身は、留学開始時と今(留学終了までもうすぐ)で、どのように変わりましたでしょうか?

Sさん「私自身も留学開始時は色々悩みました(笑)。私は文法云々よりも、とにかく英語を話すことが出来るようになりたかったんですよね。私が学生の時にアメリカ留学をした際は、クラスメイトが私以外全員韓国の生徒という環境で、全員がアジア圏出身だったんです。更に、クラスメイトの1人が日本語も学んでいたので、私によく日本語で話しかけてくれる環境でした。なので正直、英語があまり話せなくても大丈夫な環境になってしまっていたんです。その経験もあって、スピーキングに自信を持ちたい、話せるようになりたい、とずっと思っていました。マルタでは、ヨーロッパ各国や南米各国の生徒が多いので、ほとんどの人が母国語でアルファベットを使いますし、なんなら母国語の言葉が英語の単語に似ていることも多くて、ほとんど同じレベルであるはずのクラスメイト達は本当にスピーキングが得意な人たちが多かったです。話すことが出来るようになる為には凄く良い環境だったんですが、最初はスピーキングのレベル差を実感し過ぎてしまって、それが最初の頃の私には日々プレッシャーでした(笑)。例えばペアワークの一環で、あるニュース記事を読んで、それに関してお互いの意見をディスカッションする時に、私は知らない単語がいくつか出てくると内容理解がストップしてしまって、なかなかディスカッションまで辿り着く事が出来ないことがありました。そうすると、ペアの相手も私が意見を発するまで待つことになるので、ぼ~と待たせてしまって、申し訳ない気持ちになって、次にその人に会う時に気まずかったこともありました。ただ、興味深かった点としては、ヨーロッパ各国や南米の生徒達は、意外な事に、スピーキングは得意なのに、日本の中学生レベルの文法を間違える事がちょくちょくあったんです。私は文法はある程度出来たので、文法の授業の時はそんなにストレスを感じませんでしたね(笑)。

私は自分の得意・不得意を踏まえた上で、上のクラスへどんどん進んでいくことはせず、最初のクラスで2ヶ月間学んで、そこから1つ上のレベルのクラスへ上がり、以降はそのクラスで残り全期間を学びました。私はリーディングとディスカッションが苦手だったので、上のクラスへどんどん進んで、より難しいリーディングやディスカッションをする機会が増える環境に身を置くよりは、同じレベルのクラスに留まって、不得意な分野をある程度のレベルまで上げることを選びました。さすがに4ヶ月も同じクラスにいると、テキストの内容が2週目に入るんですが、やはり1度経験している内容なので、1週目の時に自分がつまずいた点や、1週目の時に分からなかった点を覚えているんです。そうすると、苦手なリーディングもディスカッションも1週目の時よりは、自信を持って実行する事が出来ました。やっぱり出来るようになるとそれが自信に繋がりますし、復習にもなったので、私の場合の話になっちゃんですけど、どんどん上のクラスへ進んでいくことをしなかった選択は正しかったように感じます。」


下のお子さん2人は現地校(小学校と中学校)で学んだわけですが、語学学校とは違った葛藤や経験はありましたか?

Sさん「語学学校では英語習得が目的なので、各種試験対策もありますが、主には生活や仕事で使う英語を学びます。ですが現地校では、例えば、三角形、長方形、台形などの、一般の生活の中で使うというよりは算数や数学で使う用語も出てきますし、算数や数学の問題文で使われる特徴的な表現や言い回しにも慣れていく必要がありました。宿題をするにも、算数や数学で使われる用語や表現なんて分からないので、とにかく辞書で調べながら取り組みました(笑)。又、文学(日本でいう国語)のクラスでも、妖精、巨人などの、まず一般の生活の中で使わない単語や表現が沢山出ていたので、辞書は必須アイテムでしたね(笑)。」


下のお子さん2人は現地校(小学校と中学校)で学んでいましたが、2人のお昼ご飯は毎日どのようにされていましたか?

Sさん「毎日お弁当を持たせてあげていました。現地校は語学学校よりも朝が早いので、お弁当を作る為に毎朝早起きをしていましたね。日本では、お弁当用の冷凍食品が充実しているので、お弁当作りはそこまで大変ではなかったんですけど、マルタには日本のようなお弁当文化は無いので、お弁当用の冷凍食品も勿論無いです。なので、お弁当のレパートリーに苦労しました(笑)。マルタではお昼のお弁当はそこまで重要視されていなくて、サンドイッチ+オレンジのような簡単なものが主流なんですけど、私たちは日本で育ってきているので、やっぱり出来る限り手間を掛けたお弁当を持たせてあげるようにしていました。」


マルタで驚いたことを教えて下さい。

Sさん「スーパーマーケットのレジですね。ほぼ間違いなく、マルタのスーパーマーケットのレジスタッフは、座ってレジ業務をしていますし、お客さんがレジに並んでいなければスマートフォンを触っていることもあります(笑)。最初は驚きましたけど、マルタに慣れてくると、日本のように常にせかせかしていないといけない訳ではないですし、やるべき仕事をちゃんとやっていれば良いよね、と思うようになりました。あとは、おじいちゃんやおばあちゃん世代の人たちが、集まってお出かけをしていたり、お喋りをしていたりと、積極的に外出をする風景をよく見かけたので、老後の余暇を楽しみやすい国なんだなということも発見でした。」


留学中に健康面で気を付けていたことはありますか?

Sさん「冬のマルタは結構寒いので、家族みんなが風邪をひかないように、ショウガを使うごはんをよく作っていました。それから、ちょっと体調不良になった時には、日本から持ってきていたお薬を飲んで、早めに体を休めるようにもしていましたね。」


これからマルタへ長期親子留学をしてみたいと考えている方へ何かアドバイスがあればお願い致します。

Sさん「長期親子留学を決めたら、出来る限り早めにお子さんに英語に触れる環境を与えることですね。お子さんがとても小さければ、英語力がほとんど無い状態で留学をしても、ゲーム感覚で楽しく英語を吸収していけると思うんですけど、ある程度の年齢に達しているお子さんの場合、小さなお子さんよりも吸収のスピードは落ちますし、全く英語のバックグランドが無い状態で留学を開始してしまうと、子供本人が英語と現地の学校の環境に慣れる為により多くの時間を費やすことになってしまって、慣れるまでは辛く感じてしまうかもしれません。なので、長期親子留学を決めたら、早めに少しでも良いのでお子さんに英語に触れる環境を与える事が大事だと思います。あとは、現地情報を出来る限り集めること、子供が義務教育期間中なのであれば、学校へも早めに相談をすること、自身の職場へも、退職 or 休職やそのタイミング、そして引き継ぎ等も相談をすること、ですね。」


実際に長期マルタ親子留学をご経験されてみて、マルタを長期親子留学先にオススメするポイントがあれば教えて下さい。

Sさん「ここ数年、芸能人の方がお子さんをイギリスの現地校に通わせたりと、イギリス英語の人気が上がってきていると思います。ただ、イギリス留学は費用がどうしても高めとなるので、長期親子留学となると、実際に実行に移すにはハードルが高いと思います。マルタは費用面的に選択し易いというのが、大きなポイントの1つですね。それから、ほとんどのヨーロッパ各国の主要都市まで飛行機で2~3時間ですので、長期留学中にヨーロッパの周辺国を周りたいアクティブなご家族にもオススメです。そして、EU加盟国ですので、EU圏を中心とした色んな国の方がマルタに移住してきていて、国内環境がとても国際色豊かな点もオススメポイントです。色んなバックグランドの方がいる環境で生活をすると、自主性、文化・習慣の多様性への寛容が身に付いて、視野が本当に広がります。」


長期マルタ親子留学に日本から持ってきて良かった物はありますか?

Sさん「エコバッグと薬ですね。エコバッグはマルタの色んなスーパーマーケットで購入出来るんですけど、分厚くて固めの材質が主流なんですよね。なので、自分のカバンに入れて持ち運ぶことは出来るんですけど、結構カバンのスペースを取ってしまうので、日本の軽くて小さく折りたたむことが出来るエコバッグは活躍しました。それから、日本の市販薬はやっぱり持って来て良かったと思います。勿論、マルタでも薬は手に入るんですが、病院へ行くか行かないかの微妙な体調不良の時に、飲み慣れている日本の薬があると、気持ち的に楽でしたね。あとは、私は持って来なかったんですけど、マルタ留学中に周辺国へも行く予定の場合は、全世界対応の変換プラグを1つは持ってきた方が良いです。私はマルタ留学中にフランスとスペインへ行きましたが、マルタとコンセントの形状が違っていたので、マルタ用だけではなくて全世界対応変換プラグを1つでも持ってこれば良かったなと思いました。」


逆に、日本から持ってきたけど結局使わなかった物はありますか?

Sさん「日本のお土産ですね。特に下2人の子供達が現地校でお友達を作るキッカケになるかなと思って結構持ってきたんですけど、今の時代は色んな国の物をその国へ行かなくても手に入る時代ですから、そこまで珍しい物ではないんですよね(笑)。なので、配る用の日本のお土産ではなくて、家族が日本食が恋しくなった時に食べる用の日本食品をスーツケースに入れてこれば良かったと後悔しました(笑)」


もうすぐ半年間の親子留学が終了しますが、ご家族みんなどんな成長があったでしょうか?

Sさん「英語習得の観点で言えば、半年間でペラペラにはならなかったですけど、確実に全員の英語レベルが上がりました。そして、英語だけではなくて、日本語が通じない環境下でのサバイバル精神、積極性、自主性、協調性、異なる文化や習慣の多様性への寛容さは驚くほど身に付いたと思います。これから日本へ戻って、私は外国人の友達や知り合いの方と英語で時事ネタのディスカッションを堂々とこなしていきたいですし、一番上の子は大学へ、真ん中の子は高校受験へ向けての勉強、一番下の子は中学への進学が控えていますので、みんながこの半年間の経験をこれからどう活かしていくかが楽しみです。」

マルタ長期親子留学中に住んでいた自宅前の海
マルタ留学中はいつも海を感じる生活でした

インタビューにご協力頂き、ありがとうございました!
半年間、本当に沢山のことをご経験されたと思います。Sさんとお子さん達がこれから歩んでいく道が楽しみです。今回シェアさせて頂いたこの経験談が、これからマルタ親子留学をしてみたいと考えている方の参考になれば幸いです!マルタナビドットコムへのお問い合わせはこちらから。


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マルタへ親子留学をされる方がとても増えた昨今ですが、今回はマルタナビドットコムを通して半年間のマルタ親子留学にチャレンジをし、沢山の成長と視野の広がりに結びついたステキな親子(お母様、お子様3名)の体験談をインタビューさせて頂きました。お母様と一番年上の現在大学受験勉強中のお子様は語学学校、小学生と中学生のお子様はマルタの現地校(準備コース)にて学びました。これから(特に中長期の)マルタ親子留学を検討している方の参考になればということで、快くインタビューを引き受けて頂けたので、是非シェアをさせて頂きたいと思います。今回は、兄妹の中で真ん中のIちゃん(中学生)の体験談インタビューです。

*Iちゃんの兄、Rくんの体験談(語学学校)インタビューはこちら

*Iちゃんの妹、Kちゃんの体験談(現地小学校、準備コース)インタビューはこちら

                                    
マルタ留学-港の眺め


【補足】
本インタビューはマルタでコロナウィルスの影響が出始める少し前にインタビューをさせて頂きました。


半年間のマルタ留学はいかがでしたか?

マルタナビスタッフ「良かった点や頑張って乗り越えたことなど、教えて下さい!」

Iちゃん「えっと、先の2人がほとんど全部話してしまったんですよね(笑)他にまだ話題に出ていない事だと、良かった点は滞在した家が広かったことです!」

マルタナビスタッフ「なるほど!そうですね。今回滞在した家は2階建てのVilla(ヴィラ)なので、結構広めでしたもんね。留学中の住環境って大事ですもんね。気に入って頂けて良かったです!」

Iちゃん「頑張って乗り越えたことはバスですね(笑)マルタではバスを待っていて、バスが来ても、車内が既にある程度混んでいると止まってくれずにスルーされてしまうこともあるので、毎朝の通学時には時間に余裕を持って行動することを学びました。」


学校生活を振り返ってみて

マルタナビスタッフ「学校では気の合う友達は出来ましたか?」

Iちゃん「最終的には色々話せる友達が出来ました。でも最初は、例えば優しくしてくれた子にもっと話しかけたいなと思っても、それが出来る程の英語の学力や実力が無くて、なかなか踏み込んでいけなかったんです。最初の頃は、例えばクラスメイトが何を言っているのか分からないことがあって、みんなと同じ行動をしていればいいのかな?と思ってとりあえず同じ行動をしていたら、"もう行くよ~!" と言われていただけだったので大笑いされてしまったりなんてこともありました(笑)」

マルタナビスタッフ「そっか~、でもそういうことを一つ一つ乗り越えていくことが英語を身に付ける事に繋がっていくからね。よく頑張って乗り越えたね!」

Iちゃん「あとは、日本とノリが違うなと感じたことも結構ありました(笑)例えば、同じ学校の子で、学校の近くでマルタの国中をよく走っている観光用のHop on Hop offバスが通っていくのを見かけると、"Enjoy your holiday!" って笑顔でよくバスに叫んでいる子達がいて、運転手さんや乗客の人たちも手を振って応答していたんですよ(笑)知らない人同士でこうやって応答し合うのって日本ではなかなか無いことだから、最初は驚きました。」

Iちゃん兄「日本とノリが違うんだよね(笑)」

マルタナビスタッフ「なるほど(笑)こういう文化的な違いを経験出来るのも留学の醍醐味ですよね。」

Iちゃん「そうですね。あとは、学校の時間割がマルタの方が日本よりも早く終わるので、これは嬉しい点でした。それと、マルタの学校は日本の学校と比べて、固い雰囲気ではなかったので、この点も良かったです。でも食事は日本のご飯の方が好きなので、普段の食事は日本で、学校生活はマルタ、だったらベストだなぁと思いました(笑)」

Iちゃん母「当初なかなか英語でコミュニケーションを取っていくことが出来なかった時のエピソードがあって、近所のスーパーの中に野菜の量り売り場があるんですけど、そこへ行く度に店員のお兄さんがよく話しかけてくれたんですよ。英語のコミュニケーションに慣れる為に良いと思って、よくIも連れて行ってたんですが、当初はIはなかなか自分から話しかけていく事が出来なくて、代わりにその店員さんに毎回会釈をしていたんです。ある日、いつも通りスーパーへ行って、その野菜売り場で野菜を量ってもらって、"Thank you"と言って野菜を受け取ると、そのいつもの店員さんがいきなり両手を合わせて拝んできたんです(笑)きっと他の国の文化と勘違いをされていたんだと思うんですけど(笑)、英語でまだそんなに会話が出来ない時でも、そこまでしてコミュニケーションを取ろうとしてくれたことは嬉しかったですね。最近は慣れてきたので少しずつ話すようにしています。」

マルタナビスタッフ「最初はみんなそうです。そういった経験を通して一歩ずつ英語を習得していくことが大事ですよね。学校の授業面はどうでしたか?」

Iちゃん「日本と違うと感じたことは、授業の進め方ですね。日本では一つの決められたことは絶対に行う傾向があると思うんですけど、マルタでは状況を見てフレキシブルに変えていくことが多いです。例えば、時間割では体育の時間だとしても、その日の天気が悪くて体育が出来ない場合はアートの授業に変更になったりとか普通にあります。あとは、日本では授業で学ぶ一つ一つの項目をかなり深く掘り下げて全部完璧にしてから次の項目へ進むことが多いんですけど、マルタでは広く浅く進めていく傾向があります。勿論、大事な要点は深く掘り下げるんですけど、そこまで大事な点でなければサラッと進んでいく感じですね。全部を完璧に掘り下げる必要がないので、マルタの方が気持ち的に楽に感じました。」

Iちゃん兄「それ分かる!日本の英語の文法の授業も、まさにそうなんですよ。例えば、前置詞の授業だったら、全ての前置詞の知識を一気に詰め込んで、ようやく次の項目へ進むようになっているんで、言語の習得という点ではすごく非効率的で分かりにくいんですよ。」

マルタナビスタッフ「なるほど。それは大きな違いですね。分かりやすくて気持ち的に楽であることは全てにおいて大事ですよね。課外授業や学校のイベントはいかがでしたか?」

Iちゃん「純粋に楽しめました(笑)なんていうか、マルタの学校では楽しいことは楽しく終わるようになっているんです。例えば、日本では運動会とか修学旅行とか、全てのイベントの後には必ず作文を書かないといけなくて、楽しかった点とか改善した方がよい点などを都度まとめないといけないんです。本当に楽しかったイベントならともかく、そこまで楽しくなかったイベントも実際にはあるわけで、そういった場合でも無理に楽しかった点を書かないといけなくて苦痛に感じることもありました。マルタの学校では、作文を書く必要のある課外授業は一部あるんですけど、例えば学校のパーティのイベントとか、みんなで楽しく過ごして楽しく終わって、その後に形式上の作文を書かないといけないということがないので、純粋にイベントを楽しむことが出来ました。」

Iちゃん兄「イベントの度に形式上の作文を書かないといけないルールがあると、綺麗な上辺だけの言葉を取り繕う能力だけ上がっちゃうと思うんですよね(笑)」

Iちゃん妹「分かる!そういう形式的なルールって他にもあって、マルタではお楽しみ会系のイベントだと、みんなで飾りを作って、みんなで飾って、という感じでみんなで準備を進めていくんだけど、日本ではまず、役割分担を決める会を開く為に時間を取るんです。会の中で、"はい、君はこれやって" とか " はい、君はあれやって" という具合に全部分担を決めて、もし担当になったことが間に合ってないと、" なんで間に合ってないの?" とかいう話になるんです。」

Iちゃん兄「学習とか仕事だったら分かるんですけど、レクリエーションとか楽しむ行事なのに、なんでそこまでガチガチに決めていく必要があるんだろうって思っちゃいます・・・。」

マルタナビスタッフ「そうですね、何事もバランスが大事ですね。」


平日の帰宅後のルーティンは何かありますか?

Iちゃん「早めに寝ることですね(笑)学校の開始が早いので、寝坊しないように早く寝るようにしています。」

マルタナビスタッフ「良いルーティンですね。私も見習います(笑)」


半年間のマルタ留学を通して、成長や良い変化はありましたか?

Iちゃん「う~ん・・・。」

Iちゃん母「お母さんは、Iは毎日規則正しく過ごすことに関して真剣に取り組んでいるなと感心していて、兄妹の中で一番お母さんに協力的だったことも感謝しているよ。」

Iちゃん妹「最初の頃は、学校のことで分からないことがあると私に焦って聞いてくることがあったのに、最近は分からないことがあると自分から先生に聞きに行くようになったよね。」

Iちゃん母「そうそう!ちゃんと先生と意思の疎通を取るようになって、メモにもしっかり書き留めるようにしてたよね。先生も、"いつもちゃんと書き留めてくれてて嬉しい" って言ってたよ。」

マルタナビスタッフ「おお!凄い大きな成長じゃないですか!」

Iちゃん「ありがとうございます(笑)」

Iちゃん兄「日本に帰ってもその習慣を無くすなよ(笑)!」

Iちゃん母「どちらかというと、Iは最初の頃はいつも私の後ろに隠れていたんですよ(笑)でも、同じ学校に通っている妹も、最初はすぐに新しい環境に慣れることが出来なかったから、妹に頼ることも出来なかったと思うんですよね。私は語学学校へ通っていて別の学校だから一緒に居てあげることは出来ないし、彼女たちの学校から何か連絡事項があっても、二人がちゃんと内容を聞いて理解してこないと、私はいいかげんな内容の情報を聞くことになるから、訳が分からなくなってしまうんですよ(笑)だから、Iには先生の話や学校からの連絡事項はちゃんと聞いてくるように話しました。それからはちゃんとしなきゃと意識が変わったのか、内容をちゃんと聞いて、書き留めて、理解してくるように変わりました。

マルタ親子留学中に訪れたMarsaxlokkマーケットの様子
家族でMarsaxlokkマーケット散策中の1枚

インタビューにご協力頂き、ありがとうございました!
慣れない環境の中でも規則正しい生活を送る努力をする、分からないことは必ず聞く、分かったらメモにも書き留める、こうした一つ一つの努力を積み重ねたからこそ、目に見える成長があったのではないかと思います。英語習得だけではなく、言葉も文化も違う新しい環境の中で生きていく術など、Iちゃんのこれからの人生で活かすことが出来る大きな経験値となったのではないでしょうか?

次回はIちゃんのお母さんのインタビューをご紹介予定です。今回シェアさせて頂いたこの経験談が、これからマルタ親子留学をしてみたいと考えている方の参考になれば幸いです!マルタナビドットコムへのお問い合わせはこちらから。


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マルタ留学-学生ビザのイメージ図

 
マルタでは2020年6月末まで語学学校を含む国内全ての学校が休校となっていますが(2020年5月10日時点での情報です)、この休校期間中は多くの学校でオンラインレッスンまたはオンラインによる課題が実施されています。留学終了予定日が随分先の長期留学生の中には、早期帰国をせず、マルタ留学を続行している留学生の方もいます。コロナウィルスによる自粛中は学生ビザの申請方法が通常と異なるのですが、今回、学校より依頼を受けて、マルタナビドットコムスタッフが学校の代理で学生ビザの申請をサポートしてきましたので、一連の流れをシェアしたいと思います。万が一、今回のコロナウィルスのような緊急事態がいつかまた起こった時に、似たような流れで学生ビザ申請をすることになるかもしれませんし、又は、今回のコロナウィルスが収束した後の学生ビザ申請方法が今回シェアする内容へ変更となるかもしれません。(学生ビザが必要となる91日以上の)マルタ留学を検討している方は、知っておくと良い情報だと思います。

 
コロナウィルスによる自粛中の学生ビザ申請の流れ

① 通常時と同じ申請書類一式(*ただし、コロナウィルスの影響を考慮し、2020年5月10日時点では帰国用航空券は不要)をデータで学校のビザ担当スタッフへ提出します(*入学許可書は学校が用意します)

② 学校からビザ申請所(Identity Malta)へ申請書類一式のデータを提出します

③ ビザ申請所(Identity Malta)から学校へ申請受付可否の連絡が入ります

④ 申請受付可の場合、学校から生徒へ連絡が入りますので、パスポート申請用サイズの顔写真2枚(通常申請時にも必要です)を学校のビザ担当スタッフへ提出し、ビザ申請料金を支払います(*学校は休校中なので、提出&支払い方法は各学校によって異なります。学校のビザ担当スタッフの案内に従いましょう。)

*申請受付否の場合も、学校から生徒へ連絡が入ります。書類不備が想定されますので、学校スタッフの案内に従って、書類の訂正等をしましょう。

⑤ 学校のビザ担当スタッフがビザ申請所(Identity Malta)へ赴き、生徒のパスポート申請用サイズの顔写真2枚とビザ申請料金を支払います

⑥ ビザ申請所(Identity Malta)側にて手続きが完了次第、学校へ連絡が入り、〇月〇日〇時に生徒のパスポートを持参の上、学校のビザ担当スタッフがビザ申請所(Identity Malta)へ再度赴くように伝えられます

⑦ 学校のビザ担当スタッフより生徒へ連絡をさせて頂き、生徒のパスポートを預からせて頂きます

⑧ 学校のビザ担当スタッフが予約日時にビザ申請所(Identity Malta)へ赴き、学生ビザのスティッカーを生徒のパスポートに貼付してもらいます

⑨ 学校のビザ担当スタッフより生徒へパスポートを返却します

 
注意点

*不正申請を防ぐ為、生徒から直接ビザ申請所(Identity Malta)へ申請書類データを送ることは受け付けられていません。学校からの申請のみ受け付けられています。

*ビザ申請所(Identity Malta)入り口には、以前は無かったのですが、現在は簡易受付が設置されており、受付にてアポイントメントの確認をされます。なので、アポイントメントのある人のみ通してもらえるようになっています。

 
今後も継続されるかもしれない点

学校のビザ担当スタッフが生徒のビザ申請料金をビザ申請所(Identity Malta)へ支払う際の支払い方法ですが、銀行振り込み・クレジットカード・小切手の何れかのみの受付となっており、現金は受付されていませんでした。おそらく、現金は不特定多数の人が触っている物なので、コロナウィルスに対する衛生管理の観点から受付をしていないと思われます。あくまでも予想ですが、今回のコロナウィルスをきっかけに、今後のビザ申請料金の支払い方法から現金は消えるかもしれないですね。
  
今回シェアした情報が皆さんのお役に立てれば幸いです。マルタナビドットコムへのお問い合わせはこちらから。


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マルタへ親子留学をされる方がとても増えた昨今ですが、今回はマルタナビドットコムを通して半年間のマルタ親子留学にチャレンジをし、沢山の成長と視野の広がりに結びついたステキな親子(お母様、お子様3名)の体験談をインタビューさせて頂きました。お母様と一番年上の現在大学受験勉強中のお子様は語学学校、小学生と中学生のお子様はマルタの現地校(準備コース)にて学びました。これから(特に中長期の)マルタ親子留学を検討している方の参考になればということで、快くインタビューを引き受けて頂けたので、是非シェアをさせて頂きたいと思います。今回は、お子様の中で一番年下のKちゃん(小学生)の体験談インタビューです。

*Kちゃんの兄、Rくんの体験談インタビューはこちら*

 
マルタ親子留学人気エリアVallettaの街並み

 
【補足】
本インタビューはマルタでコロナウィルスの影響が出始める少し前にインタビューをさせて頂きました。

 
半年間のマルタ留学はいかがでしたか?

Kちゃん「ビックリしたことが沢山ありました!」

マルタナビスタッフ「お!例えばどんなことがありましたか?」

Kちゃん「トイレ文化とか、買い物関係とか、いっぱいあります。」

マルタナビスタッフ「なるほど(笑)ではまず、トイレ文化に関してはどういった点にビックリしましたか?」

Kちゃん「流れがあまり良くないトイレが時々あった点です。学校にも公園にも流れがあまり良くないトイレがいくつかありました。そういうトイレは流れるには流れるんですけど、一回トイレを流すと、次に流す用の水が溜まるまでに5分位待たないといけなかったりするんです(笑)」

Kちゃん母「あとは、公衆トイレも数が少ないと感じました。日本では公衆トイレの数も多いですし、トイレのみの利用がOKのお店も沢山密集しているんですけど、海外に来ると、こういった日本では当たり前のことが実は当たり前じゃないんだと実感しました。」

Kちゃん「日本の良い所を改めて見直すことが出来ました(笑)」

マルタナビスタッフ「そうですね(笑)日本のトイレは事情は世界的にかなり高いランクに入ると思います。因みにマルタでは、地元の人がトイレを探す時は、もし公衆トイレが見当たらない場合は、カフェでトイレを使わせてもらうことが多いです。意外に、トイレを使わせてほしいと言うと、OKしてくれるお店が多いんですよ。ただ、中には、何かテイクアウトでもいいから1点でも購入しないとトイレを使わせてもらえないお店もあるので、その場合は、例えばテイクアウトでドーナッツ1個とか、ペットボトルのお水1本とか、1ユーロ以下で済ますことが多いです。」

Kちゃん母「そういえば、Vallettaで公衆トイレを探していた時に、あるカフェの店員さんにこの辺りに公衆トイレがあるかを尋ねたら、うちのお店のトイレ使っていいよ、と言ってもらいましたね。」

Kちゃん「他には、自動販売機を見掛けることが少なくて、この点も驚きました。日本だと、どこへ行っても見かけるから当たり前だと思っていました。」

マルタナビスタッフ「そうですね(笑)日本は自動販売機天国ですもんね。日本以外の国であそこまでの数の自動販売機がある国は他に無いんじゃないかと思いますね。私自身、マルタ以外ではこれまでにオーストラリア、イギリス、カンボジアでの在住経験がありますが、どこも日本ほどの数の自動販売機は見かけなかったです。学校内やオフィス内などの屋内であれば自動販売機が設置されている所も多くありましたが、日本のように道路に自動販売機がそのまま置いてあるというケースはほぼ見掛けたことがないです。おそらく理由としては治安と文化が関係していると思います。海外では道路に自動販売機を置いておくと、いつ中身を盗まれたり壊されてもおかしくないですし、日本のように24時間営業のコンビニが国内の至る所にあるわけではないので、お店の営業時間内に買い物を済ます文化が根付いていて、自動販売機の需要自体が日本ほどは高くないという点もあると思います。因みに、Kちゃんが言うように、マルタでは日本ほどではないですが、所々で道路にそのまま置かれている自動販売機があるので、この点からもマルタの治安の良さを感じられます。」

Kちゃん兄「そういえば、僕は一度だけハワイへ行ったことがあるんですけど、道路に置いてある自動販売機は見かけなかった気がします。」

マルタナビスタッフ「海外留学をすると、留学先での経験だけではなくて、日本の良さや便利さを見つめ直すキッカケにもなりますよね。」

Kちゃん「あとは、カビについても驚きました!」

マルタナビスタッフ「カビ?」

Kちゃん母「実は、この長期留学中に滞在した家の天井とソファにカビが発生してしまったことがあったんです。2階建てのうち、私たち家族は全員1階をメインで使っていて、2階はほとんど使っていなかったんです。で、ほとんど使っていなかったから2階の窓を開けて換気をしていなかったんですよ。ある日、せっかく2階もあるんだから2階も使おうと思ったら、2階のソファと天井にカビが生えてしまっていて、家のオーナーに相談をしたら、マルタでは換気をしないとカビが生えやすいから、窓を開けて普段からよく換気をするようにしてねと教えてもらいました。日本の建物は木造が多いですが、マルタの建物は石造りなので、この点が関係しているようですね。日本と同じ感覚で暮らしていると、こういったこともあるので、現地の感覚を身に付けることも大切だと思いました。」

マルタナビスタッフ「なるほど、貴重なご意見ありがとうございます。」

 
学校生活を振り返ってみて

マルタナビスタッフ「学校では気の合う友達は出来ましたか?」

Kちゃん「出来ました!クラス内に中国人のクラスメイトが何人かいたんですけど、かなり気が合って仲良くなりました。勉強が分からない時も、わざわざ翻訳機を使って教えてくれたりとか、優しい子達が多かったです!」

Kちゃん母「その影響もあって、これって中国語でこう言うんだよ、って最近中国語も披露してくれるんです(笑)。」

Kちゃん「だって、中国語を話している人の数が世界で一番多いんだよ!為になるよ!」

マルタナビスタッフ「そうですね(笑)」

Kちゃん母「じゃあ覚えなさい(笑)」

マルタナビスタッフ「Kちゃんの場合、語学学校ではなくて現地の学校で学んだわけだけど、授業はどうでしたか?難しくて大変に感じることとかは無かった?」

Kちゃん「そんなに大変ではなかったです。分からない事がある時も勿論あったんですけど、日本の学校よりも優しい先生が多くて、説明をしつつ生徒の話も聞いてくれて、生徒が答えに困っている時は優しく教えてくれました!日本では "なんで分からないの?" みたいな態度をとる先生もいたんですけど、マルタの学校ではそういったことが無かったので、大変に感じるっていうことは無かったです。」

Kちゃん兄「日本の学校では、分からない事があっても聞いちゃいけない空気があるんですよね。」

Kちゃん「それから、先生が授業中の生徒同士のお喋りを容認してくれる点も良かったです。勿論、先生が話している時の生徒同士のお喋りとか、全く関係のない内容のお喋りはダメだけど、授業の内容を生徒同士でお喋りすることは英語を身に付けることと授業を理解することに繋がることを先生が分かってくれていました。だから、関係のあるお喋りは容認してくれていた点もやりやすかったです。お喋りって結構バカに出来なくて、私は仲の良い中国人のクラスメイトとのお喋りのおかげで、英語と中国語の両方を身に付けていっています。」

Kちゃん兄「英語と中国語が話せるっていいじゃん!」

マルタナビスタッフ「そうですね!これがキッカケで将来の選択肢がすごく広がりそうですね!学校の課外授業やイベントはどうしでしたか?」

Kちゃん「あ!すごく良かったです!楽しめました。日本では、例えば家族にお土産を買ったりできるイベントって修学旅行くらいだと思うんですけど、マルタでは社会見学で例えばバレンタインに合わせてチョコレート工場へ行って、チョコレート作りを体験出来たり、チョコレートを家族にお土産で買っていく事も出来たりして、すごく自由な感じがしました。日本だと、社会の勉強をしに行きましょうって見学をしに行く場所って、ごみ処理場とか、全然興味を持てない所が多かったりしたので、マルタの課外授業は全然違うなぁって思いました。」

マルタナビスタッフ「確かに(笑)私もKちゃんと同じ年だったらチョコレートとかアイスクリーム工場の社会見学の方がいいですね(笑)」

Kちゃん兄「日本は伸ばしたいベクトルが違うことが多いように思います(笑)」

Kちゃん「あと、学校で祝日のお祝いをするのも、ザ・海外って感じで楽しかったです。祝日の前日に学校でお祝いをするので、お祝いのお菓子をみんなで食べたり校内で映画を観たりしました。」

Kちゃん母「マルタの学校ではアメとムチの使い分けが上手いと思いますね。学ぶときは学ぶ、楽しむときは楽しむで、しっかり分けれらているように感じました。」

 
平日の帰宅後や土日はどのように過ごしましたか?

Kちゃん「平日の帰宅後はYoutubeを観て、夕ご飯を食べて、学校の宿題をするっていう普通の生活を送っていました(笑)」

Kちゃん兄「我が家はそんなに外出をしなかったんです(笑)平日の学校の時間って実際はそんなに長くないんですけど、それでも英語環境に慣れる為に常に頭をフルで使っているんで、学校以外の時間は出来る限りリラックスしてバランスを取っていました。だから、土日は近所の海辺を散歩したり近所でご飯を食べたりと、近所で過ごすことが多かったですね。」

 
半年間のマルタ留学を通して、成長や良い変化はありましたか?

Kちゃん「え~・・・無いです(笑)」

Kちゃん母「私はKを見ていて一つ思ったことがあって。実は留学が始まったばかりの当初は、Kのことが心配だったんです。小学生で、マルタへ来る前は英語に関わったことも無くて、Kのお姉ちゃんは中学生だから日本の中学校で学んだ知識があるけれど、Kにはそれも無いから、お姉ちゃんとも最初から少し差があってしまったんですよね。当初は、慣れない英語環境ということもあってか、授業に集中できない日もあったりして、先生から心配の声を頂く事もあったんです。でも、小テストで徐々にちゃんと点を取ってくるようになってきて、少しずつ自分でコントロール出来るようになってきたんだなと、思いましたね。ただ、やる気が出てくるようになるまでに少し時間が掛かってしまったんですよ(笑)この長期親子留学の期間を3パートに分けるとすると、3パート目に入った頃にやっとやる気が出てきて、"これって英語でなんて言うの?"って積極的に聞いてくるようにもなって(笑)」

Kちゃん「お喋りできる友達が出来たから、もっと話したいなって思うようになったんだよ(笑)」

マルタナビスタッフ「あ!それは大事なポイントだね。」

Kちゃん母「Kは兄妹のなかで一番、自分というものを積極的に出したがる傾向があるから、日本の教育と海外の教育を比較した場合に、日本の教育は窮屈に感じる事が多かっただろうなと思うんです。だからマルタの学校に上手く馴染めば、一番兄妹の中で伸びる可能性があるのはKだなと思っていたんです。でも馴染むのに少し時間が掛かってしまった(笑)今回は半年間の親子留学でしたが、語学習得という意味では半年間では足りなかったように感じます。」

Kちゃん兄「Kにはまだ早いけど、学校の寮で寮生活をしながら学校に通うスタイルの方が良いかもね。学校から帰って来た後もずっと英語環境にいることが出来るし。」

Kちゃん「そうだね、まずは日本に帰った後も頑張って勉強し続けるよ!」

マルタ親子留学中に訪れたMarsaxlokkマーケットの様子
家族でMarsaxlokkマーケット散策中の1枚

インタビューにご協力頂き、ありがとうございました!
現地での生活や小学校では沢山の驚きと発見があったようですね。
Kちゃんは学校で出来た友達との交流を通して、英語の習得も学校の授業も上手く進めていくことが出来たようです。更には、当初は予想もしていなかった中国語にも興味を持って習得しようとすることになり、視野がとっても広がった様子ですね。Kちゃんの将来が楽しみです!Kちゃんの経験談は小学生のお子さんとの長期親子留学において参考となる点が多いのではないでしょうか?

次回は同じく現地校に通ったKちゃんのお姉ちゃん(中学生)のインタビューをご紹介予定です。今回シェアさせて頂いたこの経験談が、これからマルタ親子留学をしてみたいと考えている方の参考になれば幸いです!
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