Home > オフィシャルブログ > マルタ留学からのマルタで就職! 応募から採用までの流れ

  • マルタ留学生活
  • 2021.08.14

マルタ留学中にマルタでの就職が決まり、現在はマルタでお仕事をされている素敵な日本人女性Tさんがいらっしゃいます。マルタナビドットコムのブログコーナーにて、通っていた語学学校のこと、マルタでの生活、オススメの場所など、マルタに関する色んな情報をシェアして頂いています。今回はその第6回目です☆

みなさんこんにちは。
今回は、私がマルタで海外就職をするにあたって、過去に実践したことや、内定までの経緯をお伝えしたいと思います!

これを読んでくださっている方の中には、海外でのインターンや現地就職に興味のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし実際には、どういった流れで進んでいくのか、必要な準備や仕事探しの方法等わからないことも多いと思います。そのため、私の体験談を一つの参考にしていただき、今後のみなさんの就職活動に少しでも役立てていただけたら嬉しいです!


就職活動を決めた経緯

私がマルタ島に来たのは昨年12月で、目的は語学勉強のためです。当時は現地で就職、ましてや日本以外で就職活動をすることなんて全く考えておらず、2月には日本に帰る予定でした。しかし、2月になっても日本・ヨーロッパ共に新型コロナウイルスの状況は良くならず、帰国後の生活に少し不安を感じました。「日本に帰っても、仕事を見つけられるかわからないのならば、英語も使用できるマルタでしばらく生活してみるのもありかもしれない…」こんな考えが浮かび、ぼんやり現地で就職することを視野に入れ始めました。
 
マルタの夕焼け


求人の探し方

当初は、インターネット上(LinkedInやIndeed)でマルタの求人を調べる予定でした。しかし、就職を考えていることを周りに話していると、クラスメイトや友達が、「この企業に友達がいるよ!」「日本人の求人を見たよ」と、たくさん話しかけてくれました。その結果、周りに聞くことが1番情報を得られることに気づいたのです!この時感じたのは、声に出すことの影響力です。周囲には、もしかしたら自分の欲しい情報やコネクションを持っている方がいるかもしれません。私の友達は、パーティーで会った企業の方に、直接スカウトされて就職が決まりました。マルタは、語学留学の後にそののまま就職を考えている人が日本人以外にもいるため、求人情報を比較的多く得られます。また、知人の紹介や推薦から応募することもできるため、インターネットだけでなく、周りから情報を集めることをおすすめします。自分のやりたいことや目標は、特に小さくて狭いマルタだと周りに話すことでもしかしたら叶いやすくなるかもしれません!


応募から採用までの流れ

私が応募してから採用されるまでについては、大まかに以下のステップで進みました。
 
1.CV提出

2.電話面接

3.ビデオ提出

4.Skype面接(最終面接)

5.採用

この一連の流れはとても早く、CV提出からSkype面接の過程は、約2週間以内に全て行われました!応募してから採用までがとても早かったというのが印象です。応募する企業によって、内容は変わってくると思いますが、応募や面接前に私が準備したこと等をお話しします!

整頓されたPCデスク


CV作成

CVは、日本でいう履歴書のことで、応募するにはもちろん作成しなければいけません。しかし英語で作成したことのない私は、フランス人の友達に、彼らが作るCVを見せてもらいながら、まずはそれを参考に作成し始めました。このCVの作成にはパワーポイントを使用し、A4一枚に情報を収めました。私の印象だと、日本と比較すると写真や色を多く使用し、スキル等も可視化できるようにグラフや図形で表しているものが多かったです。また、他の友達からもアドバイスを受けて知ったのが、Euro passです。
 
Europass
(https://europa.eu/europass/en/create-europass-cv )

ヨーロッパ全体の求人情報が載っており、自分の経歴を入力し、ウェブ上にCVを作成することで、簡単に応募することが可能です。欧州では一般的な就職活動サイトだそうで、私はこれを利用してCVを作成することを勧められました。最終的には、自作のCVとEuro passを利用した2つが完成しましたが、使用したのは後者のみです。情報を入力するだけで簡単に作成できるため、初めて英語でCVを作成する方に是非おすすめしたいサイトです!


面接前準備


電話面接前

私は応募する会社を絞っていたため、1つの企業にCVを提出しました。そして提出して1週間後、電話面接の日程調節をしたいという主のメールが届きました。私は「いつでも大丈夫」ということを伝えると、なんと早速翌日に日程が組まれました!正直こんな早く面接をするとは思っていなかったため、とても緊張しましたが、1日で以下の準備を行いました。
 
・自己紹介、志望動機を簡潔に伝える英語を準備

・企業・応募役職の下調べ
 
というのも、電話面接は、基本的で事務的なこと(給料希望、犯罪履歴、健康状態等)を確認されると聞いていたため、まずは英語でハキハキ話せるよう、自己紹介と志望動機といった内容を準備しました。また、企業についても調べて、自分がどのような役回りで会社に携わることになるのかは、具体的にイメージできるようにしました。これは、日本の就職活動でも同じですね。そして、15分程度の面接が無事終わり、その直後にはすでに、次のステップへ進んだことを知らせる案内が届いておりました。


Skype面接前(最終面接)

私は、最終面接の前に自己紹介動画の提出があったため、その際はさらに業界への理解を深めるために、下調べをしていました。最終面接の日程通知から面接当日までは、やはりまた2日程度しか時間がなかったため、急いで準備を行い挑みました。行ったのは、
 
・より詳しい自己紹介の用意

・企業の経営理念等の確認

・質問の予想〜答えの準備(もちろん英語)
 
最終面接は、電話面接の時よりも長時間になると伝えられていました。そのため少し詳しい自己紹介を用意し、英語面接で予想される質問をインターネットなどで検索して、前もって答えられるように準備しました。英語での面接は、日本語よりも緊張してしまうと恐れていたため、質問への回答を英文で書き起こして入念に確認もしました。

そして実際の面接で、私がとても驚いたことがあります。それは、質問や面接自体がとてもフランクだからです!!私は入念に堅苦しい質問の回答を用意していましたが、まず聞かれた内容は、

「趣味とか興味あることとかあるの?」

もちろん企業についての理解度を問われる場面もありましたが、基本的にはこんな雰囲気で、普通の会話を楽しんでいました。日本の面接を想像している私たちからすると、なんだか変な感じがしますよね…。私の印象だと、コミュニケーション能力を試されていたと終わってから気づきました。マルタの企業はグローバルで従業員も顧客も多国籍であることが多いため、第3言語でお互いを理解することが必要となります。そのため、簡単な日常会話からどれだけ話を広げられたり、相手の興味を惹くこと、上手に思っていることを伝えられるかが重要になってくると思います。ですので、みなさんも日頃の会話を疎かにせず、意識して友達と会話してみてください!
 
マルタの海で泳ぐ人々

*綺麗めな服(白シャツ等)は持っておこう!
余談ですが、私は就活を考えていなかったため、マルタにはカジュアルな服しか持ってきていませんでした。面接日程もタイトなスケジュールで組まれていたため、買いに行くことすらできませんでした!結局、面接やビデオ作成の際にかなり気を使って服を選びましたが、余計な心配をすることにならないよう、シンプルなワイシャツや綺麗めのスラックスは、早めに用意しておくことをおすすめします…。


就職活動を終えて・・・

このようにして全ての過程を終え、無事採用に至りました!正直、特別なことや難しいことは何もしていません。ただただ、働きたいという思いを英語で伝えただけです。完璧な英語を求められる職種もあるとは思いますが、自分に合った就職先を見つけることができれば、相手も真摯に自分の話を聞いてくれます。英語が母国語ではないことを相手もわかっているため、少しの間違えを馬鹿にしてくるような人はいません。私自身も正直、今までは海外で働くことに元々興味はあったものの、英語での面接や意思疎通を考えると、相当なハードルを感じていました。しかし先の見えない状況だからこそ、『やりたいことをやりたいと思ったときに挑戦しよう』という心持ちに変わったのが、就職に踏み出したきっかけです。

日本を出て就職を考えている方々、是非挑戦してみることをおすすめします!マルタナビドットコムへのお問い合わせはこちらから。


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